[2021年7月6日 更新]
塾に通っている中学生には3パターンある。
・自分の目標達成のために、塾を利用する者
・なんとなく通う者
・行きたくないのに通わされる者
「行きたくないのに通わされる者」は、塾に入れておけば何とかなるとお考えの家庭に多い。
塾は歯医者と違い、通っていれば治してくれるわけではない。
何年も通っても、生徒本人が動かなければ成績は上がらない。むしろ自分で考えて成功・失敗する機会を逸しているのでマイナスだ。
だったら今すぐ塾を辞めた方がいい。勉強をする意義、高校へ行く理由は保護者が子どもに時間をかけて伝えていくものだ。
自然と「勉強しよう」などと思うようになる子はまずいない。いるとしたら、そういう勉強する姿を親や兄姉が見せている場合だ。
塾に行きたくない・勉強したくない子ばかりが集まる動物園のような個別指導塾も存在する。授業中にスマホを取り出す生徒や講師(!)がいるような塾だ。
私ならそんな塾、タダでも通わせたくないけどね。お金もらってもご免だ。マイナスでしかない。
◆困るのが「なんとなく通う」ケース
一定数いるのがこのタイプ。
言われたことはそこそこやる。だがそれ止まり。
そういう子は、成績こそ塾に入ってからやや上昇して、そのまま停滞。塾を辞めたら成績下がるんじゃないかと考えて塾に通い続ける。
塾にとってはいいお客様である。
もちろん成績が上がり続けることは難しいし、全員が偏差値60を取れるわけではない(Vもぎ理科なら、たいていの子で偏差値60は狙えるようになるけど)
だがこのタイプは塾を辞めてもそんなに成績は下がらない。
かけているカネに対してのリターンが小さい。
いま一度「今のままでいいのか」を親子間で話し合うといい。
◆目標を1つ立てよ
塾に通う目的の一つが「志望校合格」だろう。ではキミは志望校が決まっているか。そこに受かるのに必要な成績と現状との差はどのくらいか。
もしこれが決まっていないのなら、まず志望校から考え始めるといい。
志望校は1つでなくてもいい。後で変わってもいい。
まずはゴールラインを決めること。それは早い方がいい。早々に考えはじめ、7月中に決めてしまえば夏休みの勉強にも意味ができるからね。
<過去記事:志望校の選び方>
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