[2021年1月18日 更新]
都立推薦入試の出願が終わった。来週はいよいよ入試本番である。
今回は過去の推薦入試人気の高い都立高校を見ていく。2020年度の数字である。
今年度の推薦応募数は今日明日には発表されるだろうから、しばしお待ちいただきたい。
一般入試受験者÷推薦入試応募者
を計算。数字が大きいほど推薦入試よりも一般入試を受ける子の割合が高いことになる。
推薦入試は受験者数が公表されていないが、ほぼ「応募者数=受験者数」と考えてよい。
<男子>
日比谷 2.66
小山台 2.09
三田 2.48
雪谷 2.33
田園調布 2.57
大崎 1.50
八潮 3.46
大森 2.25
蒲田 1.25
八潮高校の推薦入試は24名の定員、応募が24名と旧1学区で2番目に応募者が最も少なかった大森高校も24名とワーストタイ)
なお八潮(男子)は22名しか推薦合格していない。その分、女子は2名合格が増えた。
推薦入試は、男女定員制緩和を実施していない高校であっても男女枠を調整することがあるようだ。大森(男子)も定員20名に応募者24名だが、合格者は19名と少ない。女子は逆に1名多くなっている。
<女子>
日比谷 1.63
小山台 1.57
三田 1.83
雪谷 2.36
田園調布 1.84
大崎 1.68
八潮 1.56
大森 1.43
蒲田 0.95
女子の方が数が少ないのは、推薦入試の受験者が多く一般入試受験者が少ないから。
2020年度の推薦入試応募者は男子634名、女子746名。女子の方が定員が少ないにも関わらず推薦は多い。
一般入試受験者は男子1365名、女子1269名と逆転する。
◆蒲田は4年連続で推薦の方が少ない
目を引くのは蒲田高校(女子)だろう。一般入試より推薦入試の方が多い。推薦人気が高いのでなく、一般入試の人気が低いのだ。
2020年度も2019年度も女子の一般入試は全入である。
一般入試受験者÷推薦入試応募者 は
2018年度 0.80
2019年度 0.98
2020年度 0.86
先週に光丘、練馬、田柄の話をしたが、大森と蒲田も状況は似ている。
違うのは大森はただの全日制普通科だが、蒲田はエンカレッジスクールだという点。学校のコンセプトが違うので2校共存は、まぁ良いのではないか。
都立に入る! ツイッター 毎日役立つ情報。ミンナニナイショダヨ
コメントを投稿するにはgooブログのログインが必要です。