とある寺院の日記。苦労もあれば夢もあります。ごくごくフツウの毎日ですが・・・。
tera日記
ダライラマ講演
11月19日~20日に行われた第40回全日本仏教徒会議神奈川大会では、ダライラマさんの講演がありました。
この大会は、2~3年に一度行われる大会で、神奈川県が当番として行われました。
初日は、僧侶が集まって、現在仏教寺院が果たすべき役割、問題点についてパネルディスカッションを行いました。
二日目が、記念式典とダライラマ講演です。ここでは、ダライラマ講演についてお知らせします。講演内容など、詳しくはkamenoさんのページに詳しいので、ここでは省略しまして、私から見た(ミーハー的な)報告をいたします。
とにかく、今、世界的に注目を浴びている方ですので、警備が大変でした。当日5000人余の聴衆の持ち物検査、ボディーチェックが入り口で行われました。空港並です。
報道陣の数もすごいです。撮影は限られたポイントで限られた時間のみ。
写真撮影には、許可を得て上の腕章を付けなければいけません。私は、仏教会の会報の仕事を担当していますので許されていました。
会場に現れたダライラマ師は、とにかく、気さくでユーモアがあって一気に親しみがわいてしまいます。
約距離3メートルのナマダライラマです。会場のあちらこちらに目を配り、全体というよりは、特定の一人ひとりに指を指し、手を振り、合掌して挨拶するのです。華厳経という教えに、「一即多、多即一」という教えがありますが、正にそれを実践されているように感じました。5000人の中の一人に、真剣に挨拶をする。それが他のすべての人に伝わる。多の中の一人を大切にすることは、多を大切にすることにつながる。そんなことを教えてくださいました。
講演は、椅子に坐禅をして、通訳を介してまとまりごとに話していかれました。はじめはチベット語で、会場に英語のできる人が多かったことから、途中からは英語で話されました。かなり堪能な様子です。講演中は、照明のライトが気になるということで、サンバイザーを着けられました。アメリカの友人にいただいたようです。
サンバイザーをつけているダライラマ師。(オーロラビジョンから撮影したもの)
話の内容は、kamenoさんのまとめていただいたものにあるように、仏教の教えの仕組みを的確に、論理的にお伝えいただきました。
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臨場感のある写真の数々ですね。
2日間、特に1日目はお疲れ様でした。
大きな行事でありましたが、事故も無く終わって何よりでした。
講演の内容も心に残りましたが、柔らかな手の感触が一番の思い出です。
そういった行事の中での講演だったのですね。
kamenoさんのページも拝見しました。
加えて、撮影許可を受けての接写がまたすごい!
最近すっかりミーハーになっているので、
思わずキャ~すごいっ!と叫びたくなりました。
でも、行きたいと思ったときにはすでにチケット完売。
またの機会を待ちたいと思います・・・。
貴重なレポート&写真、ありがとうございました。
チケット残念でしたね。私の方にも直前まで問い合わせがありました。
超満員の会場でしたし、関心の高さを感じました。
個人的には、前日の全日仏大会の分科会の担当でしたので、気がかりでした。