とある寺院の日記。苦労もあれば夢もあります。ごくごくフツウの毎日ですが・・・。
tera日記
曹洞宗の教化活動
映画『禅ZEN』は、人物思想を扱ったものとしては異例のロングラン公開が続いているそうで、4月からはDVDも販売されるそうです。曹洞宗や関連の機関では、現代に向けた新たな教化施策が展開されてきました。
曹洞宗教化部では、今まで全国一律に教化資料等の配布を行ってきましたが、各地域に適した展開として、今年度(平成20年度)から全国を9管区に分けた教化センターごとに、独自な教化活動を模索しはじめました。次年度以降も、引き続き継続される見込みです。
共通したねらいは、従来、各寺院檀信徒に限られていたものから、不特定多数の一般市民への布教展開を試みていることです。これは曹洞宗の積極的な布教としては画期的なことです。
各地の新しい教化展開を紹介します。
北海道管区・・・朝6時、AMラジオによる布教師による5分間法話、ポスターやカード。
東北管区・・・曹洞宗の葬儀儀式と癒しのポエムのDVD。各寺、各機関に配布。
北信越管区・・・布教教化「曜日めくり」。希望者に実費配布。
関東管区・・・曹洞宗の葬儀と教義のDVDとパンフレット。葬儀会場や寺院で参列者向けを目的とする。15分ほど。
東海管区・・・地方紙新聞に法話を宣伝広告として載せる。
近畿管区・・・FMラジオ放送での40秒CM提供。いのち・食事など。
中国管区・・・AMラジオによるアウウンサーによる5分間法話朗読。
四国管区・・・AMラジオの10分間番組を月1回設ける。
九州管区・・・ポストカード
まだ始まったばかりですが、ラジオ放送は反響が大きく人気のようです。曹洞宗の教えが、現代にどう活かされるのか、正に重要なことです。お釈迦様・道元禅師・瑩山禅師(一仏両祖、曹洞宗の三尊仏)の真の教えが広く認知され、現代に生きる活力となってほしいと念願します。
曹洞宗教化部では、今まで全国一律に教化資料等の配布を行ってきましたが、各地域に適した展開として、今年度(平成20年度)から全国を9管区に分けた教化センターごとに、独自な教化活動を模索しはじめました。次年度以降も、引き続き継続される見込みです。
共通したねらいは、従来、各寺院檀信徒に限られていたものから、不特定多数の一般市民への布教展開を試みていることです。これは曹洞宗の積極的な布教としては画期的なことです。
各地の新しい教化展開を紹介します。
北海道管区・・・朝6時、AMラジオによる布教師による5分間法話、ポスターやカード。
東北管区・・・曹洞宗の葬儀儀式と癒しのポエムのDVD。各寺、各機関に配布。
北信越管区・・・布教教化「曜日めくり」。希望者に実費配布。
関東管区・・・曹洞宗の葬儀と教義のDVDとパンフレット。葬儀会場や寺院で参列者向けを目的とする。15分ほど。
東海管区・・・地方紙新聞に法話を宣伝広告として載せる。
近畿管区・・・FMラジオ放送での40秒CM提供。いのち・食事など。
中国管区・・・AMラジオによるアウウンサーによる5分間法話朗読。
四国管区・・・AMラジオの10分間番組を月1回設ける。
九州管区・・・ポストカード
まだ始まったばかりですが、ラジオ放送は反響が大きく人気のようです。曹洞宗の教えが、現代にどう活かされるのか、正に重要なことです。お釈迦様・道元禅師・瑩山禅師(一仏両祖、曹洞宗の三尊仏)の真の教えが広く認知され、現代に生きる活力となってほしいと念願します。
コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
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こういう取り組みは、遅すぎるくらいでありますので、まずは積極的な展開を望んでおります。もちろん、宗侶の一人とて、この展開に参加しないで良い者はおりませんから、一人一人の努力が実を結ぶことを願っているわけでございます。
そもそも何が布教に有効か?という経験の蓄積自体が、圧倒的に少ないわけですから、どんなことでもやってみることだと思っております。その中で、上手く行ったものは、更に発展させていけばいいでしょうし、失敗したものは、別のものに変えるか、それとも、失敗を改めるかすれば良いだけですから、始める前から批判するようなことがあってはならないと思っております。
ご尽力のお陰で、宗門も現代社会に向けた発信が進んで参りましたこと、嬉しく思います。おっしゃる通り、伝統的にこの種の動きに対して、批判の声も多く上がりがちですが、歩み出すことが大切かと思います。