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歌舞伎座建て替え

歌舞伎座が建て替えられます。
取り壊しの前に見学をということで、歴史の会でさよなら公演の鑑賞会を実施しました。

正面玄関前には、あと何日の表示があります。
   

             
4月いっぱいで取り壊されるとあって、3月公演も連日満員御礼、大変な賑わいです。

出し物も、人気出し物のオンパレードだそうで、馴染みの薄い私にとっては眠い、退屈というイメージでしたが、久しぶりに見てびっくり。江戸文化の奥の深さを実感しました。
          
玉三郎、吉右衛門、松本幸四郎、錦之助、仁左衛門、冨十郎、松禄・・・といった名がズラリ。

公演の様子は、撮影出来ませんでしたが、鮮やかな舞台装置、豪華な衣装、洗練された立ち振る舞い、効果音と三味線、謡いなどの調子・・・、どれも伝統文化の重みです。外国人もびっくりするはずです。今回参加したメンバーも半分は初めての人で、「知らなかった!」と、驚いていました。意外と知られていないのかも知れません。
同時解説のイヤホーンサービスも充実。貸出料600円、1000円の保証金は返済されます。
何十年も前に見た時よりも、かなり現代的に工夫されているように思いました。役者のセリフも、アドリブのような現代感覚を取り入れたりもしているようでした。

この建物、かなり古いのかと思いきや、戦後生まれの鉄筋4階建て。私と同い年。とは言え、ふんだんに伝統の様式が工夫されて残されているようです。
 
内部も、御茶屋さん、お弁当屋さん、土産物屋さんで賑わっていました。
              
老朽化とともに、耐震、防災設備はもちろん、高齢者が多いと思われる割には、今までエレベーター、エスカレーターが無かったのも不思議なくらいです。今度の建物は、高層ビルだそうで、外観は歌舞伎座らしくないかも知れません。

           

 まだご覧になっていない方は、是非、お訪ねください。ただし、チケットの入手はかなり大変の様です。



 

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