とある寺院の日記。苦労もあれば夢もあります。ごくごくフツウの毎日ですが・・・。
tera日記
慕古の旅⑨~中国の僧服~
ブログ仲間のりょうさんの質問に答えて、中国のお坊さんの姿をご紹介します。
基本的には、普段は下にはTシャツのようなものを着ていて、長い袖の服を着ています。着物は着ていません。下は、ゲートルのような脚はんや作務ズボンのようなもの、日本で職方さん達がはいている膝までがふくらんだものなどを着けています。
さらには、法衣風なものになると、筒袖の長いワンピース型の(日本の長作務のような)衣服を着けています。
左から、天童寺で雲版を打つ僧、天童寺で掃除をしている僧、阿育王寺で、私達のメンバーのU師に説明している僧。
法要の衣は、袖のあまり大きくない衣(道中衣のような)の上に斜め掛けの袈裟をつけたような格好です。袈裟には輪がついていました。
左の二つは冒頭と同じく、径山万寿寺で法要中の服装。左側は導師位です。お袈裟は所謂如法衣のような着け方のようです。帽子は自由のようです。色も木欄系の壊色(えしき)と呼ぶような地味な色です。右は、浄慈寺で読経する僧。黄に赤というのは、こちらでは正式な色のようです。
左は阿育王寺の住職、略衣と思われます。右は天童寺の住職。この衣装は、接見のときの服装で、改まった場での正装のようです。この住職さんが一昨年、この寺に入山された時の記念式の写真集を頂きましたが、お袈裟と衣の色合いは同じでしたが、袈裟に金襴の刺繍が入っていました。
いずれにしても、流れは日本に伝わっているものと似ていますね。
基本的には、普段は下にはTシャツのようなものを着ていて、長い袖の服を着ています。着物は着ていません。下は、ゲートルのような脚はんや作務ズボンのようなもの、日本で職方さん達がはいている膝までがふくらんだものなどを着けています。
さらには、法衣風なものになると、筒袖の長いワンピース型の(日本の長作務のような)衣服を着けています。
左から、天童寺で雲版を打つ僧、天童寺で掃除をしている僧、阿育王寺で、私達のメンバーのU師に説明している僧。
法要の衣は、袖のあまり大きくない衣(道中衣のような)の上に斜め掛けの袈裟をつけたような格好です。袈裟には輪がついていました。
左の二つは冒頭と同じく、径山万寿寺で法要中の服装。左側は導師位です。お袈裟は所謂如法衣のような着け方のようです。帽子は自由のようです。色も木欄系の壊色(えしき)と呼ぶような地味な色です。右は、浄慈寺で読経する僧。黄に赤というのは、こちらでは正式な色のようです。
左は阿育王寺の住職、略衣と思われます。右は天童寺の住職。この衣装は、接見のときの服装で、改まった場での正装のようです。この住職さんが一昨年、この寺に入山された時の記念式の写真集を頂きましたが、お袈裟と衣の色合いは同じでしたが、袈裟に金襴の刺繍が入っていました。
いずれにしても、流れは日本に伝わっているものと似ていますね。
コメント ( 5 ) | Trackback ( 0 )
« 開花宣言!! | 荒神様春の大祭 » |
ん~。やはり、あちらの僧服はかなりアバウトなんですね(笑)
ある意味中国的なゆるやかさを感じます。
しかし、法衣の下に、丸首シャツはちょっと笑ってしまいます。。。不謹慎ですが
私たちが、当たり前のように着用している着物があちらではないということ。
まさにところ変わればですね・・・
貴重な写真と記事を掲載していただき有り難うございました。
こちらは、明日午後から天候が悪くなり、4月を目前に29日~月末は、又雪模様になるという予報です。
「りょう」さんへ
こちら北陸の宗門人でも、年齢が高くなるとラクダの丸首長袖シャツ愛用の御仁がおいでになりますぞ!
私もやがてよる年波には勝てず、丸首愛好者になるかも・・・・ね。
ところで本日12時より、みのさんのおもいっきりテレビで、取材があるようです。