とある寺院の日記。苦労もあれば夢もあります。ごくごくフツウの毎日ですが・・・。
tera日記
慕古の旅⑥~中国の食事~
お待たせしました。食べ物の紹介です。一言で感想は、食材も豊富、調理もいろいろなバリエーションがあるようで、日本で食べていた中華料理のイメージとは違うものでした。北京、広東、四川、上海・・・と土地によっても特徴があるようです。今回は、上海を中心とした料理ですので、野菜が豊富で海鮮ものもたっぷり、味は日本人向けかも知れません。
はじめに天童寺でいただいた精進料理の紹介です。冒頭の写真はすべて、動物性のものを使用しない精進中華です。色彩も見事でいかにも肉や魚たっぷり感の出来栄えです。
これは、麩を工夫してハンバーグのように調理したものをピーマンと炒めたものです。美味しかったです。
次のものも、すべて工夫したもので、
エビ風にした青菜との料理はビックリ。よくできています。いわゆるモドキ料理なのですね。
竹の子をイカ風に調理したのも見事で美味しかったです。スープも美味しかったです。
天童寺では、一般の雲水さんとの一緒の食事ではなく、来賓用のテーブルでいただきました。上の写真は朝食メニュー、とても洗練されている精進中華でした。
典座寮(厨房)です。僧侶が調理しているわけではないようです。隅には食材の白菜が並んでいましたが、近くからの寄進があるようです。
さて、その他の一般の場所での料理ですが、食材豊富で美味しかったです。先入観として、八宝菜・エビちり・北京ダックとか定番の料理を想像しますが、あくまで日本に定着した一部の料理で、実際には多くのメニューの連続です。お茶もすべてウーロン・ジャスミン茶と思いきや、中国の8割は普通の緑茶だそうです。確かにちょっと薄めの葉の混じったような緑茶でした。
郊外に行くと、路上で露天の小売が行われていました。
山の奥地では、このように海産物が貴重なようです。
また、こちらでは、果物も豊富で、デザートには何故かスイカが定番のように出ていました。新鮮で美味しかったです。
・・・と、順調のような食生活でしたが、4日目あたりから、パタリと食欲が落ち、進まなくなりました。美味しいのですが、円卓に大皿で並ぶ同様な形式、小さなとり皿にとって、食べる料理が、油やにおい、独特の白米の味などで胃がカルチャーショックを起こしているようでした。
最後の方は、なかなか手がつかずに、メンバー一様にお疲れ状態。はじめの勢いは影を潜めてしまいました。でも、食に対する中国人の情熱は熱いものを感じました。謝謝。。。
はじめに天童寺でいただいた精進料理の紹介です。冒頭の写真はすべて、動物性のものを使用しない精進中華です。色彩も見事でいかにも肉や魚たっぷり感の出来栄えです。
これは、麩を工夫してハンバーグのように調理したものをピーマンと炒めたものです。美味しかったです。
次のものも、すべて工夫したもので、
エビ風にした青菜との料理はビックリ。よくできています。いわゆるモドキ料理なのですね。
竹の子をイカ風に調理したのも見事で美味しかったです。スープも美味しかったです。
天童寺では、一般の雲水さんとの一緒の食事ではなく、来賓用のテーブルでいただきました。上の写真は朝食メニュー、とても洗練されている精進中華でした。
典座寮(厨房)です。僧侶が調理しているわけではないようです。隅には食材の白菜が並んでいましたが、近くからの寄進があるようです。
さて、その他の一般の場所での料理ですが、食材豊富で美味しかったです。先入観として、八宝菜・エビちり・北京ダックとか定番の料理を想像しますが、あくまで日本に定着した一部の料理で、実際には多くのメニューの連続です。お茶もすべてウーロン・ジャスミン茶と思いきや、中国の8割は普通の緑茶だそうです。確かにちょっと薄めの葉の混じったような緑茶でした。
郊外に行くと、路上で露天の小売が行われていました。
山の奥地では、このように海産物が貴重なようです。
また、こちらでは、果物も豊富で、デザートには何故かスイカが定番のように出ていました。新鮮で美味しかったです。
・・・と、順調のような食生活でしたが、4日目あたりから、パタリと食欲が落ち、進まなくなりました。美味しいのですが、円卓に大皿で並ぶ同様な形式、小さなとり皿にとって、食べる料理が、油やにおい、独特の白米の味などで胃がカルチャーショックを起こしているようでした。
最後の方は、なかなか手がつかずに、メンバー一様にお疲れ状態。はじめの勢いは影を潜めてしまいました。でも、食に対する中国人の情熱は熱いものを感じました。謝謝。。。
コメント ( 8 ) | Trackback ( 0 )
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中華の精進料理(素食って言っていますよね)ではモドキ料理が得意ですよね。何も知らずに食べたら、本当に気がつかないほど。いかに本物に似せて作るか・・・。その辺は日本とちょっと思想?が違うというところでしょうか。
「胃がカルチャーショック」
この表現、様子がとてもよく伝わってきます。帰国後の和食がさぞおいしく感じられたことでしょう。
中国での料理については私も同じような感じでした。少し油が強いように感じました。街で野菜入りまんじゅうを買って食べたのが、かえっておいしかったです。
しかしこの写真はいかにも段々に食欲が減っていく感じが実によく出ています。名カメラマンですね。
それから、感動のニュース。彼の大悲のCDが流れていたのですよ、あるお寺で。ジャケットを見たら確か同じだったと思います。同一文化を感じました。
中華の油が、だんだん受け付けなくなるようでした。野菜はとても美味しいですね。ただし、すべて油が入ってしまうので辛かったです。ほんとうに、段階を追ってみんなも進まなくなっていたようです。はじめは取り合い(笑)のようにカラになって、添乗員さんが慌てて追加注文していました。最後の写真は確か、食べ終わりの頃の残った様子だと思いました。でも、あちらでは残した方がいいのだそうで・・・。残すくらい満腹になっていただいたと思うのだそうです。逆にお酒は残さない方がいいのだそうです。呑めない不快なことがあったのかと思うのだそうで・・・。文化の違いですね。
野菜だけなので、かえって油がきつく感じました。
意外なところで、海鮮料理がおいしいと感じました。
それから、饅頭はおいしいですね。
朝食のバイキング形式のときには、饅頭中心で食べました。
白米は、日本のとは全然違いますね。
上手くありませんでした。
聞くところによると、米は炊くのではなく、ゆでる?のだそうです。だからパサパサしています。
とっても興味津々。
お写真を拝見する分にはほとんどわかりませんね。
もしかして、中国って毎日が中華料理???
素朴な質問です。
それは油負けしますよね。
しか~し、そのテーブルに手を伸ばしたくなります。
どこでもドアがあったらなぁ。
ドラえもんがいたらなぁ。。。
最近、白菜の生食がわたしを含むある一部でブームなのです。
なのでそのふくよかな白菜さんたち。。。
魅力的
米は茹でるのですか、美味しくないわけですね。
日本でもないわけではなく、永平寺でも、「しぐれ」と呼んで、麩を佃煮風にして貝の佃煮にそっくりなものを食べていました。
>もしかして、中国って毎日が中華料理???
ハイハイそうなんですよ。毎日、毎食がそうなのだと思います。唯一、点心などと呼ばれるお饅頭などには、油が使われていないものもありますが、それも中華には違いないのでしょうね。漬物でも、細かく刻んで油が確か使われていました。中国人の胃は強靭なのでしょうか?
確かに野菜は豊富で美味しいですよぉ。。。
どこでもドア、あったらいいねぇ。
でも、日本で食べている野菜の多くは中国産とも・・・。
肉厚の白菜、美味しいですよね。私は大阪で食べたキャベツの生食が忘れられず、機会がある毎にパリパリやっています。