国道396号線。千葉家住宅を過ぎてすぐのところに、遠野の奇石・「続石」の入口はあります。
案内板です。
入口です。古そうな鳥居です。
説明です。巨石あるところ弁慶伝説アリです。もちろん弁慶がここ遠野まで来た記録なんてありませんから、嘘っぱちの伝説です。また、「巨石文明」とありますが、付近に他の遺構は全くないので、これも当然眉唾です。今回はサクサク切ります。
鳥居の中を行くと続石に行けます。
夏は本当に暑いし、虫も多いので、虫よけスプレーは必需品です。
途中には丁寧な案内板もあり、一本道なので、迷わずに進めるでしょう。
だいたい山道を500メートルほど、10分ほど歩くと続石に出られます。すぐと言うほどでもないし、ハイキングには短すぎる距離です。
この案内表示が見れれば、もうすぐです。
開けた場所にでました。大きな石がど~~んと居座っています。
この開けた場所が、先ほどの説明板にあった「弁慶」の休み場所なんだそうです…。昔の人は想像力が豊かですね~~。
左手には「泣石」が。大きな石です。3メートルくらいの高さがあります。
開けた空き地から少し高くなった所にあるのが「続石」です。石の上に大きな横長の石が乗っています。
近くで見るとこんな感じです。落ちそうな気がしますが、落ちないのが不思議です。
さらに近付いてみましょう。
後ろから見ると、二つの石に支えられているように見えますが…
実際には左の石の上には乗っていません。隙間が見えますよね?
一つの台座となる石で、横長の石が支えられているのです。
おそらくは、自然の中で土中にあったものが、偶然この形で露出していったのではないかと言われています。典拠不明ですが、どこかでそんな話を聞きました。たしかに、この辺りでは、このような大石がそこかしこに露出しています。道路を通っていてもわかります。現実的ですが、種明かしはそんな感じでしょう。でも、珍しいことに変わりはありませんし、さまざまな想像力を膨らまして伝説を作るのはとても楽しいことだと思います。その方が、ロマンがありますよね。
石の割れ目にはお賽銭代わりの一円玉が…。日本人って本当にこういうの好きですね…なんでなんでしょ?
続石の後方にはお社が…。「山神」とある石碑は文字通り山の神が出た場所です。
『遠野物語』にも出ていますが、この続石の上で、複数の山神が黄金を広げて何か楽しそうに話していたそうです。
それを見た「鳥御前」という男は山刀を振り上げてからかってやろうと、かかって行きました。
(やめときゃいいのに、意味不明の行動だよ)
あっけなく、山神に蹴っ飛ばされた鳥御前は気を失い、その後、家に戻ったものの、数日後に亡くなったそうです。
(ざまあない)
お社の中には神馬と鏡が祀られていました。
右手には絵馬。
左手には神剣がおさめられています。卯子酉神社みたいですね。多分、修験道の影響です。
さて、そこから、少し下ったところに「不動岩」と言われる大岩があります。
まるで山の斜面の一部分が大きな一枚の岩のようです。
いかにも動かなそうだから「不動岩」なんて名付けられたのでしょう。「不動明王」の意味もかけられていると思いますが。
それから下ると、もう一方の出入り口にもでます。ここではミニチュアがあります。面白いですね。
↓↓↓続石の場所はこちら!!↓↓↓
案内板です。
入口です。古そうな鳥居です。
説明です。巨石あるところ弁慶伝説アリです。もちろん弁慶がここ遠野まで来た記録なんてありませんから、嘘っぱちの伝説です。また、「巨石文明」とありますが、付近に他の遺構は全くないので、これも当然眉唾です。今回はサクサク切ります。
鳥居の中を行くと続石に行けます。
夏は本当に暑いし、虫も多いので、虫よけスプレーは必需品です。
途中には丁寧な案内板もあり、一本道なので、迷わずに進めるでしょう。
だいたい山道を500メートルほど、10分ほど歩くと続石に出られます。すぐと言うほどでもないし、ハイキングには短すぎる距離です。
この案内表示が見れれば、もうすぐです。
開けた場所にでました。大きな石がど~~んと居座っています。
この開けた場所が、先ほどの説明板にあった「弁慶」の休み場所なんだそうです…。昔の人は想像力が豊かですね~~。
左手には「泣石」が。大きな石です。3メートルくらいの高さがあります。
開けた空き地から少し高くなった所にあるのが「続石」です。石の上に大きな横長の石が乗っています。
近くで見るとこんな感じです。落ちそうな気がしますが、落ちないのが不思議です。
さらに近付いてみましょう。
後ろから見ると、二つの石に支えられているように見えますが…
実際には左の石の上には乗っていません。隙間が見えますよね?
一つの台座となる石で、横長の石が支えられているのです。
おそらくは、自然の中で土中にあったものが、偶然この形で露出していったのではないかと言われています。典拠不明ですが、どこかでそんな話を聞きました。たしかに、この辺りでは、このような大石がそこかしこに露出しています。道路を通っていてもわかります。現実的ですが、種明かしはそんな感じでしょう。でも、珍しいことに変わりはありませんし、さまざまな想像力を膨らまして伝説を作るのはとても楽しいことだと思います。その方が、ロマンがありますよね。
石の割れ目にはお賽銭代わりの一円玉が…。日本人って本当にこういうの好きですね…なんでなんでしょ?
続石の後方にはお社が…。「山神」とある石碑は文字通り山の神が出た場所です。
『遠野物語』にも出ていますが、この続石の上で、複数の山神が黄金を広げて何か楽しそうに話していたそうです。
それを見た「鳥御前」という男は山刀を振り上げてからかってやろうと、かかって行きました。
(やめときゃいいのに、意味不明の行動だよ)
あっけなく、山神に蹴っ飛ばされた鳥御前は気を失い、その後、家に戻ったものの、数日後に亡くなったそうです。
(ざまあない)
お社の中には神馬と鏡が祀られていました。
右手には絵馬。
左手には神剣がおさめられています。卯子酉神社みたいですね。多分、修験道の影響です。
さて、そこから、少し下ったところに「不動岩」と言われる大岩があります。
まるで山の斜面の一部分が大きな一枚の岩のようです。
いかにも動かなそうだから「不動岩」なんて名付けられたのでしょう。「不動明王」の意味もかけられていると思いますが。
それから下ると、もう一方の出入り口にもでます。ここではミニチュアがあります。面白いですね。
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