
【本日の山行】
8:52 萬寿抗駐車場発
9:14 滝の沢
9:47 深沢口
10:09 峠口
10:54 休憩
11:04 出発
11:20 黒森山山頂到着
11:57 黒森山山頂出発
12:15 黒森大権現到着
12:22 黒森大権現出発
12:36 分岐点復帰
13:29 深沢口
14:05 萬寿抗駐車場着
【今回の地図】
→YAMAPの地図ページへ
【撮影日:2019/10/20】
大ケ生に来ました。

秋です。

この木、根元でまとめられていて不思議です。ときどきこういう木あるけど…。


なんでなんでしょう?

今回は、金山「萬寿抗」の駐車場からです。

この先は車を止める場所はありません。

大ケ生は道が狭く、あまり車を止める場所がないのです。

少し歩くと、岩大のアトリエがあります。

様々な石の彫刻が大ケ生にはあります。ここで作っていたらしいです。

これなんかはネズミ?ですかね…?

さて、間もなく登山口。

ここからは車両進入禁止です。


「一切責任を持ちません」とか厳しい言葉ですねえ…。
最初は林道ですが…、


川に橋が架かっています。

すぐにワイヤーが張られています。
しかも、南京錠でガッチリ閉まっているので、車は進めません。

歩いていくしかないのです。オフロードカ―であれば、なんとか入れそうな感じですが。

沢に沿って歩いていく感じです。

歩いて行くと、左の崖上に、

民家が見えます。さっきの案内板にあった、「虫壁家」でしょう。

たぶん、昔はあっちが峠道だったのでしょうね。

林道を歩いて行くと、

沢を渡ります。


今度は右手が沢になります。

歩くと、滝があるようですが、

木立の間でよく見えません…。


左手に畑(正確には跡)がありました。たぶん、これが峠道の旧道かもしれません。
先ほどの「虫壁家」とつながっているのでしょう。
登山道はさらに奥です。

字が難しくて読めません。獣偏に犬?なんのことやら??狼??

栗がいっぱい落っこちてます。秋ですね。

昨日は大雨だったので、道がビチョビチョです。

谷川は元気ですね。

水量が豊富です。

なにやら、みえてきました。

滝があります。

人工物が多い。なんらかの施設のようです。


「山神」の石碑があります。

どうも、大ケ生の地域に水道を引く施設のようです。
大ケ生には上下水道が通っていないらしいので…。


ここから進むと、山がはげ山で、フェンスがされています。

異様な光景です。

この先の案内板です。貴重な情報。

この辺は人の手がすごく入っています。


山の木を切ってフェンスを作り、何がしたいんでしょう??謎です。
はげ山の頂上付近。

谷側の向こうも、

フェンスで仕切られています。

害獣防止なんでしょうか?

はげ山エリアが終わります。

また、森に。

右側に沢を見ながら進むのは変わりません。水の流れる音がいい感じです。

「穴沢」だそうです。

下りていくと、沢の向こう側にも道がありそうです。登山道はそっちではないので、いきませんでしたが…。

小さな滝がいくつもあります。

本当に、水がキレイ。

この辺は、「いたぎ渓流」というらしいです。


登りも少しはありますが、

比較的緩やかな道です。

昨日の雨で足元は柔らかかったです。ところどころ水が出ています。

なにやらポイントが見えてきました。

水場です。

「姥湖水明神」というそうです。

このQRコードを見てみると、この登山道は昔、街道だったらしく、その途中、この水場で旅人や馬は喉を潤していたらしいです。
なるほど、歴史ありそうな場所です。


街道だったということは、昔はここを通ってどこかに抜けたのでしょうね。

この渓流の音を聞きながら、昔の人も歩いていたのでしょう。

あるいは、馬や牛を引きながら。

この断崖も、昔の人が通行のために切り崩したのかもしれません。

次のポイントが見えてきました。

「ガロの滝」です。ネーミングの理由は不明。


滝の下が岩の樋になっています。

街道には危険な箇所も。

こんなところまで車で来る人はいないっつーの…。

そして、足元が怖い…。
分岐点に来ました。

右に進めば「峠コース」

沢を渡って左に崖沿いに進めば、「深沢コース」です。

まずは、沢を渡ります。

「深沢コース」は道が細そうです。

そして、沢に向かっています。

登りは「峠コース」から行くことにします。

「峠」というからには、ここは昔の街道で、「峠」に通じているのでしょう。

歩いていきますと…

馬頭観音がありました。これぞ、峠の証。昔からの街道であることを裏付ける証拠です。


古くてよくわかりませんが。

よく見ると、岩を削った後があります。これも、街道を広げる昔の人の努力の跡でしょう。

なおも進みます。


こういう倒木は撤去しておいてほしいものです。

また、沢を渡ります。



けっこう、道に水が出ています。

道が川になってしまっています。

それを越えると、

ポイントに出てきました。

峠です。「弁当場」と書かれてあります。

案内板は古くて、かすれています。

ここが昔の峠。

見るとここから3つに分岐しています。
根田茂の方へ続くようです。

こっちも多分、人里の方へいくのだと思われます。

今回、行くのはもちろん黒森山への登山道。

さあ、行きましょう。ここからスタートみたいなもんです。

けっこう、普通の山道です。なだらか。

なんだか、登山道が一本道みたいになっているのが不思議です。まるで作ったかのよう。

まあ、歩きやすくてすごく便利ですが。

けっこう、初心者向けにもいい感じかもしれません。

ポイントに来ました。「傘松展望台」とあります。

近くに生えているこの松が「傘松」なんですね。でも、眺望は全くないので、「展望台」ではありませんな…。

さて、先を急ぎましょう。とてもなだらかなので、まるで、尾根を行くようです。

次のポイントは「蛇紋坂」。たぶん、蛇紋岩の多い坂なのでしょう。

蛇紋岩は「岩手県の岩石」。滑りやすいことで有名。登山家にとっては鬼門です。注意していきましょう。

山はよく見ると、

やや、秋っぽいですね。

こういう季節の変化を感じられるのも山登りの楽しみです。

しかし、本当になだらかな山です。

たぶん、木立の向こうに見えるのが黒森山。けっこう遠そうに見えるけど、山登りってすぐに着いちゃうから不思議です。

なんだか登り坂が途切れてます。

なんでなんでしょう?

峠みたいなところに出ました。

地図を見ると、ここは698mの地点。山の名前とかはないですが、ちょっと尾根になっているようです。
で、少し下りになります。

途中で見つけた、登山道わきの石組み。石垣みたいに見えますが、こんなの自然にできるものなのでしょうか?

人工だとしても、こんなところになんで石垣作るのか理解に苦しみます。

不思議で仕方ありません。

疲れてきたので、休憩します。無理は禁物。

秋の空ですね~~。葉っぱが黄色いです。

さて、たぶん、もう一息。

なんだか、空が近くなってきました。

もう、山頂?




次のポイント来ました。

「御神手洗瀬」(おみだらせ)??どの辺が瀬なのでしょうか?この辺に水場はありませんし…意味不明なポイントです。

この右手の谷がそうなんでしょうか????

あれ?

山頂に着きました。

もう、着いちゃいましたよ。


黒森山。836mの山頂です。付近の木が切りはらわれていて、見晴らしがいいです。素晴らしい!!
周辺の山々です。残念ながら、早池峰山の方向は木立があって見られません。

では、周囲を見てみましょう。

↑右手奥のわかりやすいのが岩手山。左手方向がたぶん、志和三山ですな。
↓手前のこっちが朝島山とか鬼が瀬山とかだと思われます。

↓このとんがっているのがたぶん朝島山。斜度がきつかったですからね。

↓これは多分、というか絶対岩手山。間違いないです。

↓奥に見える、とがった山が姫神山。遠くに見えますね。

もうちょっとマシに見えますか?

あっちは多分、志和三山なんです。

中央が南昌山。左が東根山。右が毒ガ森とか赤林山とか箱が森だと思われます。右三つは私よくわかりません…。

岩手山は分かりやすいんですがね。

姫神山も形状が独特ですから。

右の方に視線を移すと、あまり、目立った山は見えません。
たぶんもっと右の見晴らしがよくなれば、早池峰山が見られるはずです。

帰りは別のルートから帰りましょう。

すぐに分岐があります。

「峠コース」で来たので、「深沢コース」で帰りたいですが、
その前に「重石コース」の途中にあるという「黒森大権現」が気になります。
というわけで、行ってみましょう。

けっこう、こっちの「重石コース」は、

斜度がきつめです。

15分ほど下ると、大きな石がたくさん見えてきます。


「黒森大権現」に着きました。

コイツですね。(←不敬!コラコラ)

案内板です。

やっぱり信仰の場だったのですね。
それにしても本当に巨大な岩です。全貌が写真で撮れません。

割れ目の中に入ってみましょう。

石碑があります。

中は真っ暗。

フラッシュをたきますが、権現の「獅子頭」は見えません。そもそもないのかも。

ただ、案内板には「展望台」とありましたが、展望できる場所はないです。

ここからまた登って、さっきのコースに戻ります。「深沢コース」に行きます。
さっきの道からちょっと降りると、分岐がありました。

ここからもさっきの「重石コース」に??合流地点なんてなかったような気がしますが…。

まあ、「虫壁コース」に行きます。たぶん、こっちが「深沢コース」でしょう。

最初は斜度がきつめ。

普通の山道でしたが、



沢が現れました。

ここから渡渉の連続になります。

次から次へと、沢です。

登山靴ならなんてことないですが、もし素人がスニーカーで来たら、あっという間に足元がビチャビチャになりますね。


もう、沢の連続に次ぐ連続。


あと、水がキレイ。



渡渉を何度やったか覚えていません。

沢沿いの山道です。





最後は、ここ。わりと流れ早いし、深いし、足を踏み外したら、あかんですな…。

さっきのポイントに戻ってきました。

この滝の根元を渡った感じです。

足を踏み外したら、滝つぼ…ですね。
先ほどのルートを通って、

駐車場に帰りました。
【総評】
黒森山はゆったり歩ける山ですね。そこそこ時間も使えるし、山頂の眺めもいいし、いい山です。
もう一回来たくなる山ですね。秋は虫もいないし、いい季節です。
【おまけ】
登山道の最初の方で見た、「虫壁家」のほうに行ってみました。舗装路は二件目の家までで、後は未舗装になり、畑の中のあぜ道になってしまいます。ほとんど私道というか、私有地っぽいのでこっちには来てはダメそうです。多分、こっちが昔の街道なのでしょうが。ちなみに二軒目の家の近くには犬が放されているので、車を降りると、いきなり寄って来て、ビビります。

以上、黒森山からでした。
8:52 萬寿抗駐車場発
9:14 滝の沢
9:47 深沢口
10:09 峠口
10:54 休憩
11:04 出発
11:20 黒森山山頂到着
11:57 黒森山山頂出発
12:15 黒森大権現到着
12:22 黒森大権現出発
12:36 分岐点復帰
13:29 深沢口
14:05 萬寿抗駐車場着
【今回の地図】
→YAMAPの地図ページへ
【撮影日:2019/10/20】
大ケ生に来ました。

秋です。

この木、根元でまとめられていて不思議です。ときどきこういう木あるけど…。


なんでなんでしょう?

今回は、金山「萬寿抗」の駐車場からです。

この先は車を止める場所はありません。

大ケ生は道が狭く、あまり車を止める場所がないのです。

少し歩くと、岩大のアトリエがあります。

様々な石の彫刻が大ケ生にはあります。ここで作っていたらしいです。

これなんかはネズミ?ですかね…?

さて、間もなく登山口。

ここからは車両進入禁止です。


「一切責任を持ちません」とか厳しい言葉ですねえ…。
最初は林道ですが…、


川に橋が架かっています。

すぐにワイヤーが張られています。
しかも、南京錠でガッチリ閉まっているので、車は進めません。

歩いていくしかないのです。オフロードカ―であれば、なんとか入れそうな感じですが。

沢に沿って歩いていく感じです。

歩いて行くと、左の崖上に、

民家が見えます。さっきの案内板にあった、「虫壁家」でしょう。

たぶん、昔はあっちが峠道だったのでしょうね。

林道を歩いて行くと、

沢を渡ります。


今度は右手が沢になります。

歩くと、滝があるようですが、

木立の間でよく見えません…。


左手に畑(正確には跡)がありました。たぶん、これが峠道の旧道かもしれません。
先ほどの「虫壁家」とつながっているのでしょう。
登山道はさらに奥です。

字が難しくて読めません。獣偏に犬?なんのことやら??狼??

栗がいっぱい落っこちてます。秋ですね。

昨日は大雨だったので、道がビチョビチョです。

谷川は元気ですね。

水量が豊富です。

なにやら、みえてきました。

滝があります。

人工物が多い。なんらかの施設のようです。


「山神」の石碑があります。

どうも、大ケ生の地域に水道を引く施設のようです。
大ケ生には上下水道が通っていないらしいので…。


ここから進むと、山がはげ山で、フェンスがされています。

異様な光景です。

この先の案内板です。貴重な情報。

この辺は人の手がすごく入っています。


山の木を切ってフェンスを作り、何がしたいんでしょう??謎です。
はげ山の頂上付近。

谷側の向こうも、

フェンスで仕切られています。

害獣防止なんでしょうか?

はげ山エリアが終わります。

また、森に。

右側に沢を見ながら進むのは変わりません。水の流れる音がいい感じです。

「穴沢」だそうです。

下りていくと、沢の向こう側にも道がありそうです。登山道はそっちではないので、いきませんでしたが…。

小さな滝がいくつもあります。

本当に、水がキレイ。

この辺は、「いたぎ渓流」というらしいです。


登りも少しはありますが、

比較的緩やかな道です。

昨日の雨で足元は柔らかかったです。ところどころ水が出ています。

なにやらポイントが見えてきました。

水場です。

「姥湖水明神」というそうです。

このQRコードを見てみると、この登山道は昔、街道だったらしく、その途中、この水場で旅人や馬は喉を潤していたらしいです。
なるほど、歴史ありそうな場所です。


街道だったということは、昔はここを通ってどこかに抜けたのでしょうね。

この渓流の音を聞きながら、昔の人も歩いていたのでしょう。

あるいは、馬や牛を引きながら。

この断崖も、昔の人が通行のために切り崩したのかもしれません。

次のポイントが見えてきました。

「ガロの滝」です。ネーミングの理由は不明。


滝の下が岩の樋になっています。

街道には危険な箇所も。

こんなところまで車で来る人はいないっつーの…。

そして、足元が怖い…。
分岐点に来ました。

右に進めば「峠コース」

沢を渡って左に崖沿いに進めば、「深沢コース」です。

まずは、沢を渡ります。

「深沢コース」は道が細そうです。

そして、沢に向かっています。

登りは「峠コース」から行くことにします。

「峠」というからには、ここは昔の街道で、「峠」に通じているのでしょう。

歩いていきますと…

馬頭観音がありました。これぞ、峠の証。昔からの街道であることを裏付ける証拠です。


古くてよくわかりませんが。

よく見ると、岩を削った後があります。これも、街道を広げる昔の人の努力の跡でしょう。

なおも進みます。


こういう倒木は撤去しておいてほしいものです。

また、沢を渡ります。



けっこう、道に水が出ています。

道が川になってしまっています。

それを越えると、

ポイントに出てきました。

峠です。「弁当場」と書かれてあります。

案内板は古くて、かすれています。

ここが昔の峠。

見るとここから3つに分岐しています。
根田茂の方へ続くようです。

こっちも多分、人里の方へいくのだと思われます。

今回、行くのはもちろん黒森山への登山道。

さあ、行きましょう。ここからスタートみたいなもんです。

けっこう、普通の山道です。なだらか。

なんだか、登山道が一本道みたいになっているのが不思議です。まるで作ったかのよう。

まあ、歩きやすくてすごく便利ですが。

けっこう、初心者向けにもいい感じかもしれません。

ポイントに来ました。「傘松展望台」とあります。

近くに生えているこの松が「傘松」なんですね。でも、眺望は全くないので、「展望台」ではありませんな…。

さて、先を急ぎましょう。とてもなだらかなので、まるで、尾根を行くようです。

次のポイントは「蛇紋坂」。たぶん、蛇紋岩の多い坂なのでしょう。

蛇紋岩は「岩手県の岩石」。滑りやすいことで有名。登山家にとっては鬼門です。注意していきましょう。

山はよく見ると、

やや、秋っぽいですね。

こういう季節の変化を感じられるのも山登りの楽しみです。

しかし、本当になだらかな山です。

たぶん、木立の向こうに見えるのが黒森山。けっこう遠そうに見えるけど、山登りってすぐに着いちゃうから不思議です。

なんだか登り坂が途切れてます。

なんでなんでしょう?

峠みたいなところに出ました。

地図を見ると、ここは698mの地点。山の名前とかはないですが、ちょっと尾根になっているようです。
で、少し下りになります。

途中で見つけた、登山道わきの石組み。石垣みたいに見えますが、こんなの自然にできるものなのでしょうか?

人工だとしても、こんなところになんで石垣作るのか理解に苦しみます。

不思議で仕方ありません。

疲れてきたので、休憩します。無理は禁物。

秋の空ですね~~。葉っぱが黄色いです。

さて、たぶん、もう一息。

なんだか、空が近くなってきました。

もう、山頂?




次のポイント来ました。

「御神手洗瀬」(おみだらせ)??どの辺が瀬なのでしょうか?この辺に水場はありませんし…意味不明なポイントです。

この右手の谷がそうなんでしょうか????

あれ?

山頂に着きました。

もう、着いちゃいましたよ。


黒森山。836mの山頂です。付近の木が切りはらわれていて、見晴らしがいいです。素晴らしい!!
周辺の山々です。残念ながら、早池峰山の方向は木立があって見られません。

では、周囲を見てみましょう。

↑右手奥のわかりやすいのが岩手山。左手方向がたぶん、志和三山ですな。
↓手前のこっちが朝島山とか鬼が瀬山とかだと思われます。

↓このとんがっているのがたぶん朝島山。斜度がきつかったですからね。

↓これは多分、というか絶対岩手山。間違いないです。

↓奥に見える、とがった山が姫神山。遠くに見えますね。

もうちょっとマシに見えますか?

あっちは多分、志和三山なんです。

中央が南昌山。左が東根山。右が毒ガ森とか赤林山とか箱が森だと思われます。右三つは私よくわかりません…。

岩手山は分かりやすいんですがね。

姫神山も形状が独特ですから。

右の方に視線を移すと、あまり、目立った山は見えません。
たぶんもっと右の見晴らしがよくなれば、早池峰山が見られるはずです。

帰りは別のルートから帰りましょう。

すぐに分岐があります。

「峠コース」で来たので、「深沢コース」で帰りたいですが、
その前に「重石コース」の途中にあるという「黒森大権現」が気になります。
というわけで、行ってみましょう。

けっこう、こっちの「重石コース」は、

斜度がきつめです。

15分ほど下ると、大きな石がたくさん見えてきます。


「黒森大権現」に着きました。

コイツですね。(←不敬!コラコラ)

案内板です。

やっぱり信仰の場だったのですね。
それにしても本当に巨大な岩です。全貌が写真で撮れません。

割れ目の中に入ってみましょう。

石碑があります。

中は真っ暗。

フラッシュをたきますが、権現の「獅子頭」は見えません。そもそもないのかも。

ただ、案内板には「展望台」とありましたが、展望できる場所はないです。

ここからまた登って、さっきのコースに戻ります。「深沢コース」に行きます。
さっきの道からちょっと降りると、分岐がありました。

ここからもさっきの「重石コース」に??合流地点なんてなかったような気がしますが…。

まあ、「虫壁コース」に行きます。たぶん、こっちが「深沢コース」でしょう。

最初は斜度がきつめ。

普通の山道でしたが、



沢が現れました。

ここから渡渉の連続になります。

次から次へと、沢です。

登山靴ならなんてことないですが、もし素人がスニーカーで来たら、あっという間に足元がビチャビチャになりますね。


もう、沢の連続に次ぐ連続。


あと、水がキレイ。



渡渉を何度やったか覚えていません。

沢沿いの山道です。





最後は、ここ。わりと流れ早いし、深いし、足を踏み外したら、あかんですな…。

さっきのポイントに戻ってきました。

この滝の根元を渡った感じです。

足を踏み外したら、滝つぼ…ですね。
先ほどのルートを通って、

駐車場に帰りました。
【総評】
黒森山はゆったり歩ける山ですね。そこそこ時間も使えるし、山頂の眺めもいいし、いい山です。
もう一回来たくなる山ですね。秋は虫もいないし、いい季節です。
【おまけ】
登山道の最初の方で見た、「虫壁家」のほうに行ってみました。舗装路は二件目の家までで、後は未舗装になり、畑の中のあぜ道になってしまいます。ほとんど私道というか、私有地っぽいのでこっちには来てはダメそうです。多分、こっちが昔の街道なのでしょうが。ちなみに二軒目の家の近くには犬が放されているので、車を降りると、いきなり寄って来て、ビビります。

以上、黒森山からでした。
私など大した脚ではありませんよ~~
岩手山でガクガク言ってますからね…
( ;∀;)
「黒森山」という山はけっこうたくさんあります。
私がここで紹介しているのは大ケ生(おおがゆ)の黒森山なのですが、確かにキレイな山です。人々の営みの跡が見えるし、水も空気もとても綺麗です。とてもいい山だと思います!
(*^▽^*)