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今日は遠野の奇社、卯子酉(うねどり)神社を御紹介しましょう。
猿が石川沿いの県道238号線沿いに駐車場(きれいなトイレつき)があります。
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そこの駐車場に入っていくと、民家のすぐそばにある神社が「卯子酉」神社です。
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だいたい「卯子酉」なんて名前も変わってますが、「奇社」なんて言葉を使う理由は…
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近づくと分かりますが…
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このおびただしい赤い札です!!(ちょっと怖い…)
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なんでも、縁結びのためなんだそうですが
一枚百円でちゃっかり売ってます。まるで女性の腰巻を連想させる…ちょっと卑猥な感じがするなあ…。
これも土着の信仰の特徴か…??
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まあ、売っているのはいいにしても、なんでこんなことになっているか?
先ほどの写真にあった説明板を読んでみましょう。
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でも、なんでだろう…??先祖がたどり着いたことと縁結びと何の関係が???
しかも片葉の葦って…?そんなもんあるわけないじゃん!!!伝説上の世界でしょ??
さらに、この説明板では、なんで「卯子酉」なんていう名前になっているか全く分からない…
(ちょっと不親切だぞ、遠野市教育委員会!!)
そこで、ググってみました。(リンク貼ってます。みてみましょう)
→クモノカケラさまのYAHOOブログ
→玄松子さまのHP
→「とぼ」さまのブログ
これらお三方の調査によると…
①「卯子酉神社」という名前は勧進(神様を他の地から連れてくること)元の「鵜鳥神社」からきていること。
(ただし、それがなぜ「卯子酉」となり、文殊、千手、不動さまを祀るようになったかは不明)
(しかもここにはその三尊を祀っている形跡は全くなし!!)
(しかも、勧進されたのは江戸時代後期のこと。それまで遠野のアダムとイブである倉堀家と宮家のたどり着いた聖地でありながら、ここに何の信仰の後もないというのも、妙に気になる。単に後付けの伝説なのかな?)
②なぜ「縁結び」の神様かといえば、ここの淵の「主」という存在が蛇で人間の娘に片思いしていたから…
(ただこの蛇を殺した昔話は『遠野物語』で別の話でそういうのがあったから、「とぼ」さんところの昔話は「作られた感」が否めない。でもその昔話通りなら、本当にスッキリする。)
ネーミングの由来も含めて、なんだかよくわからない卯子酉神社。しかも祀られている対象もはっきりしない…。
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しかし、「片葉の葦が生える池」か…
そのくらいはあるのかなあ…??
まさかこのちっちゃい穴ぼこ??
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いや、有ったよ。池。
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神社の裏手にちっちゃな池あったよ。
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しかも、「片葉の葦」だよ!!!珍しくないの、コレって???
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なんだか、キツネにつままれた気になる卯子酉神社。
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そういえば、『遠野物語』にはキツネにだまされる話もあったような…
次はそこに行ってみましょうか。
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【撮影日:2011/6/12&7/7】(更新かなり怠けてました)
↓↓↓卯子酉神社の場所はここ!!↓↓↓
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