
本年度は4クラスの理科を担当しています。特に6年生は2クラスとも私が持っています。同じように実験し、同じように話し、同じようにノートを作る時間を与えています。しかし、1組と2組ではノートの質が違います。どうしたら、どちらも同じように、実験や観察の結果をノートに、見やすくまとめられるかを考えていました。
そこで、私の板書の片隅に、ノート計画のコーナーを設けました。そして、「今日のノートは、このように使ってほしい。」とあらかじめ話すのです。「今日は、実験をします。ですから、ここに目当てを書いたら、だいたいこの辺りにその実験の結果を書いてほしい。そして、ここにまとめを書くと、ほらだいたい1ページになるでしょ。」「ノートは、毎日1ページちょうどになるように計画して使ってください。」と話してから、授業に取りかかります。
その結果、ほぼだれもがそこそこのノートになり、2クラスの質の格差もなくなりました。ノートにしっかり書いてほしいと思ったら、「どのぐらい書くことがしっかりなのか」を伝えなければだめだということが分かりました。
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