一週間前に仕込んでおいた、5年生の理科の「アサガオの受粉と実のできかた」を調べる実験の結果が出ました。
結論からいうと、受粉させた花は、たとえ他家の花粉でも実が徐々に成熟していきます。しかし、受粉させない花は、その後枯れて落ちてしまいます。成長しません。
それをこんなシートに貼り付けて、子ども達に観察させました。
受粉させた方は
受粉させなかった方は
これなら違いは一目瞭然で、まとめが書きやすくなります。
その際、「理科は、比べることが大切です。条件を一つだけ変えて、その違いを見るのです。」と話していきます。この場合、受粉するかしないか以外の条件は同じで、結果が違うのですから、受粉の意味が分かります。
ちょうどそのとき、「あの男の子と女の子は、席をわざと離している。」と他の子達から指摘が出ました。
そこで
「男の子と、女の子が仲良くするのは大事なことだよ。」
「だって、アサガオだって、おしべとめしべが仲良くすると成長して実ができるけど、仲良くさせないようにするとこうしてすぐに枯れちゃうんだよ。」
と話しました。
タイムリーな実験でした。
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