
朝、挨拶当番の子ども達といっしょにあいさつをしています。
嬉しいのは、「おはよう!」って声をかけると、「おはよう!」って答えるだけでなく、いろいろ話しかけてくれるときです。
Mさんは、理科係です。週に2度か3度、私のところに「先生、明日の理科は何をやりますか?。」と聞きに来ます。そのMさんが、「おはようございます。ねえ、先生。私、理科が好きなんだ。だって実験がおもしろいでしょ!!。」と今日も言葉をかけて通り過ぎていきました。
こんなあいさつを交わすと、一日いい気分です。そして、もっと楽しい理科にしようとこちらも頑張ることができます。
この日の実験は、空気を燃やすとなぜ消えるかです。1時間ごとにノートを集めて点検します。集めるとすぐにMさんのノートを見てみます。
これが、Mさんの理科のノートです。1時間でこれだけのノートを完成させ、提出します。やはり、理科が好きでなければ、こんなに詳しく、見やすく、工夫して書くことはできません。
しかし、Nさんのノートで点検していた目がとまります。同じ実験をして、同じ時間だけノートを書く時間を与えたのに、たったこれだけしかかいてありません。
どうしたのだろう?わかりにくい実験だったのだろうか?気分が乗らなかったのだろうか?実験はしたものの、それをノートに記録する方法が分からないのだろうか?
そこで次の理科では、Nさんに視点を当てて、支援をしてみます。子ども達にノートに書きなさいと指示した後に、私も黒板に実験の結果等を書き込みます。そして「私も、黒板にまとめてみるから、何を書いたらいいのか分からない人は、私の黒板を写してもいいよ。」と言います。
すると、Nさんのノートはこうなりました。やったねと嬉しくなります。
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