
海の命は、もちろん主人公は太一。
でも、それぞれの登場人物に意味がある。
父 与吉じいさ 母...クエ..
特に父は大事だ。この物語の一つの柱が、父と子の関係にあるからだ。
そこで、1の場面では、父親について話合った。
まだ、太一は子供であって、太一を調べても書かれている以上の読み取りは難しいからだ。
1の場面で、太一にとって父がどんな存在なのかをしっかり読み取ることは後々生きてくる。
T:今日の目当ては?
S:「なぜお父さんは、ロープを巻いたままで海面に浮かんでこなかったのだろう?」
T:答えを予想する前に、調べておきたい言葉はある?
S:こときれる=息が止まる 命が終わる
S:住む=家にする場所を決め、そこで生活する。
S:住んでいた海 = 実際に海に住んでいたわけではない。一日の大半海にいて、海と関わっていた。
T:まずは、個人個人、ノートで課題の答えを予想しよう。
T:予想したことを発表してください。
①クエが暴れてロープが体に巻き付いた。
②息をしている間に、クエを逃がしたくない。
③潮の流れが速すぎた。
④太一のあこがれの存在で有り続けたい。
⑤死ぬ気でとろうとした。
⑥体重を使ってとろうとしたが、力尽きた。
⑦やっとつかまえられる。
S:答えを見つけるのには、お父さんってどんな人か分からないと答えられない。
T:どんな人? まずは個人で調べましょう。
T:お父さんはどんな人か発表しよう。
①だれにも潜れない瀬にたった一人で潜る人。
②不良の日が十日続いても少しも変わらない人。
④太一のあこがれ。
⑤村一番の漁師
⑥クエに命をかけている人
⑦強くて優しい
S:クエのことも知っておいた方がいいよ。
T:どんな魚?
①岩陰に潜んでいる。
②光る緑色の目をしている。
③太一のお父さんでも苦戦した
④瀬の主
⑤岩のような魚
S:体重を使っても動かないぐらいすごい魚だった。
T:絵に描いてごらん
T:では、答えを予想しよう。
T:では話し合いに入ります。
T:解決できる証拠の含まれる文は?
S:「 父の/もりを/体に/つきさした/瀬の主は、/何人がかりで/引こうと/全く/動かない。」
T:このなかの、どの言葉から考えていこう?
S:動かない。
S:全く動かない。1cmも動かない。
S:だから、体に巻いて、全体重で引っ張った。
S:巻いてあったら、ほどけばいい。
S:違うよ。次の文に「結局、ロープを切るしか方法はなかった」とある。結局は、色々やった結果だから、巻いてあればほどける。
S:ということは、からまったのではなく、まいただけでなく、まいて縛ったんだ。
S:だから、死体を引き上げようとした仲間の漁師も、ロープをほどけなかった。
S:そんなに、ぎゅっと縛ったんだ。
S:命がけだったんだ。獲るか、自分が死ぬかの勝負みたいに。
S:でも、なぜそこまでこだわってしまったのだろう?
S:太一のあこがれで有り続けるために、命をかけたんだ。
T:では、まとめを書きましょう。
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