
何しろ、出入りで図工を行うと、
なかなか、ちっとも進まない。
週に隔週で1時間・2時間の指導時間しかない。
1時間しかない時は、準備と片付けの時間を考えると
実際に活動するのは30分ぐらいかな?
それに、行事でけっこうつぶれたりする。
担任の先生も、参観会に飾りたいみたいなので、
とても申し訳なくも思う。
でも、かといって、
さっさと仕上げて
適当に塗って
とも言えない。
いつになったら、完成するのやら。
今回は、茶色と藍色で今まで描いた上から色をかぶせる作業を行った。
その際、こんな会話をして、指示に変えた。
みんなは、タケノコの皮をむいたよね。
皮は何枚あったんだっけ?
~へ~ッ、そんなにたくさんあったんだ。
それで、皮をぜ~んぶむいたら、何が出てきたの?
あっそう?よく覚えてるね。
その竹は、どんな色だったの?
そうだったね。黄色だったよね。
だから最初に黄色に塗ったんだよ。
下の方の皮と、上の方の皮の色って一緒だった?
そうだよね。
黒っぽい皮と、茶色っぽい皮とがあったね。
だから、この前は茶色っぽい皮を塗ったんだ。
今日はね、その上に、黒っぽい皮を塗っていくよ。
今日使う絵の具はね、二色だよ。
藍色と、茶色。
これで色を作ってね。
パレットに、10円玉に気をつけてね!!
約一月がんばりました。
最後は、タケノコを教室へ入れることができなくなりました。
白カビ、小ばえ・・臭いも・・・
速くできた子達の色などを参考に仕上げる子も出ました。
明日は「学校公開日」保護者の皆さんが見える日です。
今日は遅くまでかかって、教室や廊下に「タケノコの絵」をはってきました。
窓を閉め切ったままで作業をしたので汗をかいてしまいました。
張り出した作品を見ていると、あそこも、ここも・・・もうちょっとやっておけば・・など、反省しなければいけないところが、ぼろぼろと見えてきました。
やれやれ・・という感じです。
なのですから、私などここにこうして載せない方がいいかなと思うぐらい恥ずかしい指導です。
本当に、もうちょっとやっておけば・・など、反省しなければいけないところが、ぼろぼろと見えます。そんな中でも一生懸命に取り組んでいる子どもたちに、いかに満足感を与えられるかを考えています。