えがおのもと

手帳・メモの話しと家族の話しがメインになっています。よかったらアドバイスくださいませ。

有川浩さんの『シアター!』を紹介(その2)

2011-12-04 11:16:07 | 家族
その2です。(その1はこちらから♪)



それぞれの悩みが発端として数々の問題が勃発したり、旧メンバーとの確執があったり、さらには泣き虫主宰が無一文で実家に逃げ出したり…。シアターフラッグの未来はどうなってしまうのでしょうか。
詳しくは単行本をチェックしてみてください。

次にイチオシの名場面の紹介です。私のお勧めは先程も言った、旧メンバーとの対立です。



シアターフラッグに千歳が入ったこと気に入らないがために劇団を辞めたメンバーの一人、優衣は、劇団の掲示板を荒らしたり、メンバーのドラマオーディションの足を引っ張ろうとしたりと、色々と悪質な嫌がらせをしてきます。



それは、自分を捨てて千歳をとったシアターフラッグに対する復讐心から来るものでした。それに対して、劇団員の牧子とゆかりは真っ向からと立ち向かっていきます。特にドラマオーディションの話は印象に残りました。


(その3に続く)

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有川浩さんの『シアター!』を紹介(その1)

2011-12-04 06:48:33 | 家族
ムスメが授業でやった、『お勧めの本の紹介』。ムスメが自分で描いた絵をおりまぜて、有川浩さんの『シアター!』を紹介したのが、よくできていたので、ブログでも紹介させていただきます♪なお、文章はムスメが発表したそのままです。どうぞご了承くださいませ。

私は、有川ひろ浩さんの『シアター!』という本を紹介します。
この本の舞台は日本の某所。そこに『シアターフラッグ』という小さな劇団がありました。



その主宰兼演出家は、『泣き虫主宰』こと春川巧。そしてメンバーは、個性豊かな社会的ダメ人間さんたち数十人でした。みんなで和気あいあい藹々と半ばお遊び感覚で演劇をしていた劇団でしたが、あるとき大変な出来事が立て続けに起こってしまいます。



一つは、若手プロ声優・羽田千歳が加入したことにより、それに不満を抱いたメンバーが退団し、残ったメンバーはたったの10人になってしまったこと。二つ目は、それと同時に300万円の負債額が判明したことです。これにより、シアターフラッグは解散の危機に陥ってしまいます。
さあ困ったことになってしまった。



そこで泣き虫主宰・巧は兄の司に泣きつきます。
司はお金を肩代わりする代わりに、「二年間で、劇団の収益から300万円を返せ。出来ない場合は劇団なんて潰せ。」という厳しい条件を出します。その後、司は経理係として劇団に加わり、経費のムダ削減を徹底的に行いました。その守銭奴っぷりに付いたあだ名は『鉄血宰相』。
そんな一癖も二癖もある愉快な仲間達はちょっとしたいざこざはあるものの借金返済のために協力し、なんとか日々を乗り切ってきました。しかし、2巻ではそれにまさかの亀裂が入ります。

(つづく)

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