ドラマ「瓔珞」に小全子という太監が出てきます。
結構この人が好きです。
小物に見えて全体を見据える度量があるところが。
連環計なんて言葉も使ったりするし。
自分は下卑た性格であるという自覚がある。
裏切りは紫禁城でよくあることですよと令妃を諭すし、陛下は思い違いをしてると言うくらい、陛下を冷静に見れたりする。
“誰かを自分の主と決めたら、その主が栄えようが落ちぶれようがどこまでも喰いついていく。”
と彼は後に袁春望に語っている。
この考え、なるほどと思う。
兄妹の契りまでかわした袁春望が天敵となり、ふとした拾い物の小全子が忠臣となる。このドラマの面白いとこです。