居合道は、刀を操作する武術。
それだけに
型(形)を行うという自分だけの動きに終始する武術といえる
そうです。
そういう地味なものですと、言いたいところですが
実際はそうではありません。
けん玉は、
玉を操って技を競います。
刀を操作して意のままに操るということと
けん玉との違いは何でしょうか?
武器と玩具は違う?
違う事を問うているのではありませんよ、もちろんですが。
共通すること(technic)を導き出して欲しいのです。
ものすごく広げた言い方をしたら
モノを扱うことは共通しています。
では、そもそもものを扱うという事
モノを操作するということはどういう事なのか?
その本質をあぶりださないと本当の刀の扱い方も分かっていない
ことになります。
刀は特別だと考えるのは
周りには真剣が当たり前にみられないだけです。
ただそれだけ、
扱うのは、
何百万円の茶碗であっても
竹刀であっても
棒術であっても
マグカップであっても
物体としての"もの"を扱うという事には
高度な扱い方というのものが存在します。
それを私は教えているにすぎません。
トランペットを扱う
バイクに乗る
バトンを操作する
人を扱う
みんな同じです、と教えたいのです。
居合はおじさんがする武術ではありません。
してもいいけれど、
老若男女問わずということを言っています。
わかるでしょうか・??