居合道は、
居合刀(模擬刀)といって、合金製の模擬刀を使って稽古して
あるていどすれば
真剣で稽古を進めていくというのが大体の人の
今の稽古方法です。
当会でも、最初から真剣で稽古をしましょうと
言っているわけでもありません。
生徒さんに任せます。
本人が居合刀でというのなら、それでいいと。
真剣を使うというなら、それでいいよと、
そういう考えです。
真剣を初めての方が選ばないのは
・怪我を怖れて
・高価だから
当会の見解としては、
ありません。
というのが本音でねいいたいことです。
どっちでもいいよ。
そういうスタンスです。
私は17才(高校生)の時に表千家茶道教室に入門しました。
今でも月2回は稽古に通っています。
(私は現在、茶道は教えていません)
家元(不審庵)でもお点前をしたことがあります。
その際は、
室町時代のお茶碗(おそらく300万円くらいと茶道具店の若旦那が言っていました)
を使っての稽古をさせて頂きました。
普段の稽古場では
そんな高価な茶碗は使ったことがないため
少し緊張はしましたが
そんなことより家元でお点前をするという緊張のほうがさきに立ちました。
さて、刀の話に戻しますと
初めての方でも真剣を持つ、居合刀をもつという
区別なく稽古をすることが必要です。
つまりは、"刀選び"ということです。
刀は、人が使う武器(道具)ですから
自分に合った刀が必要です。
性別、身長、手の大きさ、体力、年齢、予算など
個別の要因を考えて物理的に合うものを選ぶことが大事です。
最初は、何でもいいから購入するというのは(長さだけを考慮して)
絶対にやめたほうがいいと思います。
また、重心も大事です。
刀によっては、重さというよりも
重心が大事て゛
同じ950gの刀でも同じ重心のものはありません。
持った時に重いなぁと感じるのか。
1.2㎏でも重さを感じないとか経験します。
意識は大事
刀の購入は、居合刀か真剣か?
道具を使うという、扱いの意識に本物も偽物もありません。
これは模擬刀だから怪我しないと
真剣だから慎重にとか
この区別する意識はダメでしょ!! と私は言っています
太極拳や合気道の生徒さんたちにも言っていることは
100均のコップでも、4万円のコップでも
扱い方の意識は同じだよと
教えています。
価値は、社会的に決まっていますから高価なものは大切にするという
社会常識みたいなものはあります。
しかし
武術ではやってはいけません。
なぜなら、刀の重心と同じです。
扱い方の意識が変わるという事は
真剣に持ち替えたときに、技が変わるという事です。
つまり
居合刀で稽古してきた"技を作ってきた時間"は何なんだとなります。
よって最初から真剣はさけるにしても
入門時から居合刀であっても
真剣と同じ意識で持つように(意識の区別なくという意味)で稽古を
勧めていくことが大事です。
そのところを当会では、
"極刀クラス" 第一講座で伝授します。
武術にはヒミツはある、けれど教える方はいます。
高校2年生から表千家、 習軒流煎茶道
25才から中国内家拳法、30才から合気道、空手道、居合道・・・
氣や意識を親身になって、秘伝極意を教えてくださる所は
ほぼありませんでした。
当会では
居合道(無双直伝英信流)を通じて
本当に教えます。
といってもお分かりいただけないと思いますので
下のサイト(生徒さんからの感想)をご覧いただ来ますと
私の教え方(伝授のスタイル)の一端でもお分かりいただけると思います。