「入身」は
サイボーグ009の言わば「加速装置」です。
そういう役割があるから
相手に近づけます。
これはもちろん比喩。
ですが、入身は相手にまっすぐに入るという
現象だけを追いかけては
その本質はおそらくみえてこないと思います。
入身はマッハ5で相手より先に近づくというのではなく
相手よりちょっと先に、
あるエリアに入る行為です。
その結果、相手にちょっとユックリになってもらう。
加速装置を使った009の気分になったつもりで
その僅かの0.××秒で
天地投げや何らかのアクションを起こす
または、
別のルートで合気をかけて
また僅かの0.××秒の間じっとしていてもらう。
ここで付け加えておくと、
あるエリアに入る行為だけでは
不十分です。
あとその際の形(型)もセットじゃないと
入身にはなりません。
その上、最も重要な問題があります。
入身は普段の生活の意識で行うのは、NG中のNG、
意味がないからです。
ではどういう意識かというと
私が道場でよく言っているあの意識です。
私が教えるとしたら、(今は入身のみに限定したlessonはしていませんが)
〇具体的な入身の稽古概要は以下です。
⒈武術のプチ歴史から意識、戦術までの講座
(話だけ 80分~120分くらい)
2.間合の説明(30分~50分)
3.間合いのワーク(540分~)
あるエリアへ、その結節点を体験ワーク
4. 3.のワークを振り返り、意識(氣)のlessonと説明
(300分)
5.1.~4.を踏まえての
合気道の入身投げレッスン(60分)
入身したらあとは
一番単純なのは、合気道では
呼吸投げ入身投げです。
もっと簡単な崩し(投げ)もあります。
1.~5.までレッスンをもしするとなると
2名か3名または、マンツーマン指導です。
費用は0円でもいいですが(会場代金は必要)
私の中学校勤務での時給×レッスン時間分はいただきます。
でも
そういうレッスンはしないので
ここに書いても仕方ないかもしれません。