レディース鍼灸さいとう

豊橋市浜道町 女性・小児専門鍼灸院

「触れる」というコミュニケーションのちから

2018年09月14日 | ホスピス・緩和ケア
みなさん こんばんは

愛知県豊橋市にある

レディース鍼灸さいとうです

平成30年9月9日(日)に

名古屋市で

一般社団法人全国鍼灸マッサージ協会主催

“触れる”というコミュ二ケーション

学術大会に参加してきました

当日は

あいにくの雨模様でしたが

たくさんの方が集まり

終始真剣に講演を聞かれていました



講師は

平成のマザーテレサと呼ばれている

「石垣靖子先生」でした

石垣靖子先生は

長年 

看護師として

患者さんと直接関われる

臨床現場を望み

癌にかかられた方や

そのご家族などに

寄り添い続けてきた

とても素敵な先生です

「普段着でのホスピスケア」をめざし

患者さんにより近く

支えながらともに歩める

医療者として活躍されてきました

患者さんの「病気」ではなく

ひとりの人として歩んできた

「いのちの物語」を大切にし

その人が生きてきた

物語(人生)を見つめ

最期の時まで

その人らしく過ごせるケアを

されてきた方です


さて 

今回の学術大会の講演で

現在機械化が進むことにより

人との

コミュ二ケーションをとる方法は

主にスマホであり

同じ空間にいても

話を交わすことは少なくなっている

医療でも同じように

患者さんの体を診ることよりも

データにとらわれてしまっている

データは情報のひとつであり

人をみなければならない

というお話がありました

また

石垣先生は講演会の中で

人はコミュ二ケーションで

人間の温かさを交換する

人間が持っている本能を

発揮しなければならない

ともおっしゃっていました

わたしたち

鍼灸師も症状だけにとらわれずに

人を診て患者さんは

何を訴え何を求めているのか

同じ方向を向いて

治療出来ているだろうかと

改めて考える機会となりました

これからも

追求し続けていきたいと思います

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