惨事・クロスカントリー大会

私の低体温度　　　

中国で開かれた全長100キロのクロスカントリー大会で

途中急激な天候変化で

気温が著しく低下する低体温症などにより

参加者21人が死亡。

何でも甘粛省山岳部の景勝地で

22日午前

全長100キロのクロスカントリー大会スタート

午後になって気温が急に下がり

ひょうや雨、強風で

参加者172人のうち21人の死亡が確認

原因は詳細が待たれるところながら

多分に低体温症によるものとされている

とのこと

最初聞いて

いくら何でも亡くなられた方の数が穏当でない

そう思いましたが

普段から雨が少なくて

暑さに対する懸念や

準備に対しての注意はあっても

寒さに対してはそれほど言われてなかった

まさに急変だと思いますが

「人は自然の中ではちっぽけな存在で

一度自然が牙を剥いたら人力など

為す術も無い」

「～」の三行

東日本大震災の時に

感じた思いでしたが

時は移って

場所と環境は違いますが

自然の脅威は全く変わっていないこと

改めて感じました

この大会

希望して誰でも出来ると言う物でなく

かなりの実績のある人で無いと

参加不可のよう

調査チームも発足するようですが

人は安全な自分の家と周りを離れ

自分の手に少しでも負えない

自然環境に身を置いた場合

安全で然るべきと考えるのは

傲慢なのですね

時に命を奪われることも

殺戮に長けた凶悪犯のように振舞われ

蹂躙されることもある

自然が支配していると

明らかに感じる場所に出向く時

人はどこかでそんな覚悟を持っていなければ

と考えます

昔の人は遠い地に出向く時に

二度と会えないかもと

水杯で送り出した

昔形容ですが

江戸から明治にかけての時代

地球の生命からすれば

ウインク一回ぐらいのほんの少し前の事

今は海外のどこに行っても

無事に帰れて当然みたいな

そんな人間のうぬぼれと言うか傲慢さを

あざ笑うような

今回のコロナ禍は人を住む地域に閉じ込めましたが

反対に今回の惨事は

簡単に思って踏み入った訳では無いでしょうが

人は自然に対しては謙虚振舞う

改めて感じました

と共に

亡くなられた方々のご冥福と

ご家族と関係者の方々にお見舞い申し上げます

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