今、目の前には年をとりヨロヨロになった姿が想像できないくらい元気一杯の紋二郎がいますが、確実にそして人よりも早くやってくる老い。。過去の経験を生かして快適な老後を過ごせるように若いうちからいろいろ準備開始(≧∇≦)b
この日も朝からドッグラン&公園内お散歩で、元気一杯の紋二郎に聞いてみた
私:「行く~?」
すると必ず彼はこう答える。。。。
紋:「行く」
どこに行くか?は、紋二郎にとっては問題ではなく「一緒に、どこかに行く」事がなによりも嬉しいらしい。。。。。。あ~あ( ̄ー ̄)ニヤリ
紋:「騙されたここ病院やん。・゜・(ノД`)・゜・。」
私:「人聞きの悪い(* ̄m ̄) 騙してないやん 聞かんかったアンタが悪い」
前記事に書いた様に、今年2月ケンネルコフに感染したので今年は、ウイルスが活発に動く寒い時期にガッチリ抗体でガード出来るように早めにワクチン接種をすることにしました。ちなみに紋二郎は、山や海などいろいろなところに行くので8種混合ワクチンを接種しています。
この日は、さほど混んでいなかったので待合室で待機。大人しく私の隣でお座りをして、来院する飼い主さんや患畜達に尻尾フリフリ愛想を振りまいていました。。が!しっかり診察室からは目線を逸らしておりました(*^▽^*) 何度来ても病院は怖いヽ(ill゜д゜)ノようです。 でも。。。
老介護になった時のことを考え、怖くても慣れていてもらわないと
年をとると、緊張で心臓に負担がかかったり・暴れて体力を著しく消耗したり・緊張のあまり嘔吐でもしょうものなら恐ろしいくらい衰弱が進むことがあります。なので、頻繁に病院に通い「病院慣れ」をしてもらうようにしています。
フィラリア・フロントラインなどを、2~3ヶ月分を小分けでもらい度々来院。来る度に触診してもらい病院に慣れてもらうようにしました。ちなみに注射は、お座りのまま首の後ろにプシュ( ̄∇ ̄) ここが一番痛くない場所。自分でやっていた猫の点滴位置もここでした。暴れる子はお尻になったりするので、この先必要以上に痛い思いをしなくていいように、今のうちに首注射にも慣れてもらっています。※紋二郎。。恐怖の為、目がイッちゃっています(*^o^*)
あと重要なのが、口周り・口の中を触れられるようにしておく事!これが出来ないと、本当に老介護は大変(×_×)になります。口周りは、ご飯が上手に食べられなくなったりするとヨダレとご飯でベトベトに汚れたり、歯石などの場合はヨダレでグチョグチョになったりするので、清潔にする為には口周りを拭けるように慣らしておくことが大切です。
そして強制給餌などで、口の中に手を突っ込むことが想定されます。。又今現在投薬は、ご飯に混ぜたりタブレットで飲ませている方も、衰弱が進むと飲み込む力がなくなります。そんな時は、口の中に手を突っ込み下の根元に薬を置き指先でクッと先に押し込むと飲んでくれますので、口周り・口の中に手を入れられるようにしておくと大変楽です。
後は、よく聞く「体のどこを触ってもいいようにしておく」です。床ずれやオムツ交換など、いろいろな事態が想定されるのでこれも慣らしておくと大変便利。
更に紋二郎の場合、大型犬なので。。。
※今年夏の写真です。
歩行困難になった場合を想定して、肩に担げるようにしました(≧∇≦)b 腕だけで26キロを持ち上げるのは、一応女性の私には無理!ですが、肩に担ぐと楽々移動が出来ました。歩行困難になっても通院・排泄など移動は不可欠なので、今のうちから慣れさせています。やり方は、前足を肩にかけさせ。。両手でお尻をグイッと持ち上げて肩に担ぐやり方。寝たきりになって、全身の力が抜けていてもこれなら移動が可能です。※紋君、視界が高くなってなんだか嬉しそう♪
人と同じように、年をとると動物も変化をとても嫌がります。今までしていなかった事をされたり。。やれと言われても無理又その行為事態が、時にはストレスとなり免疫力の低下に繋がる事もあります。なので、老後の準備は若いうちから慣れさせておくと、動物の負担にもならないし飼い主側もたいへん楽になります。
動物は、人の気持ちに敏感です。介護で飼い主さんがイライラしたり落ち込んだりすると、それを敏感に察知してしまいます。そうならない様に、いつか来る別れのその瞬間まで、お互いに笑って楽しく時を刻めるように若いうちから準備開始!
本音は、別れの日の事なんか想像したくない!(×_×)。。。ですが、命あるものいつかくる別れの時は避けられないもの( 。-_-。) だったらその瞬間まで、幸せでいてほしいと願っています。
※紋二郎は2011年元野犬の成犬で福岡市動物管理センターより譲渡してもらいました。保健所からの譲渡を、皆様に知ってもらうためブログランキングに参加しています(*^_^*)よろしければ、ポチッと押して下さい(o_ _)o