旅の裏の手&ポエポエの日々

幸せになった元野犬「紋二郎」日記と本業旅情報

啓発散歩頑張っています(^_^)v

2012-11-29 21:45:06 | でっかい看板犬 紋二郎日記

めっきり寒くなったきた今日この頃{{ (>_<) }} 紋二郎も夜寝る時は冬仕様となりました。



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専用ソファで暖ったかヌクヌク。。。。。ダブルコートのくせに&野生児のくせに( ̄△ ̄)



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毛布をめくるとこんな感じ。。。「むふぁ~な~に~?」天下泰平の紋二郎(*^▽^*)  しかしこんな万全な寝支度をしてあげても、しばらくすると私の布団に潜り込んでくる26キロの甘えん坊の寂しがり屋。。重い・暑い・狭い(×_×)早く夏にならないかな~



どこのわんちゃんもそうだと思いますが、家の中では寒がりでもお外では寒さなんか関係ない♪(≧◇≦) とお散歩は別の紋二郎。



近頃、海・山と続きましたので。。。。今回は出勤前早朝からドッグランで思いっきり走らせた後、川に行ってきましたヽ(*´∀`)ノ ちなみに前夜就寝はAM01:00(゜∀゜ゞ)



             

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川風が冷たい~(O_O) 徹底した水嫌いなので、川に突入の心配はありません。



先日ある地方の農道を散歩していると、軽トラに乗ったご年輩の男性の方に声をかけられました。「変わった犬やね なんて犬ね?」と聞かれたので「雑種です」と答えたところ。。。「うちにも前雑種の駄犬がおったけど、年をとって面倒みきれんごとなったけん山に捨てたら何度も戻ってくるけん戻ってこれんよう保健所に連れて行った」と言われました。



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しばし私無言。。頭の中では罵詈雑言が飛び交いましたが、ぐっと堪え今おじいさんの目の前にいるのは、保健所から譲渡してもらった一歩間違えたら殺されていた犬だということ、保健所の殺処分は安楽死ではなくて窒息死で約20分程苦しむこと、飼い主からの持ち込みの場合即日殺処分をする施設が多いことを静かに伝えました。



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その後悔も罪の意識も皆無。。ゴミを捨てに行ったように飼い犬を保健所に連れて行った事を話すおじいさんを、紋二郎は嬉しそうに尻尾を振りながらキラキラした目で見ていました。



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そんな紋二郎を見ながらおじいさんは少し慌てて「いや何十年も前の話だから」と言われました。そして私は「もしお孫さんがおられたらその事は言わない方がいいですよ」と伝えました。おじいさんは「なぜ?」の質問をすることなく慌ててその場を離れていきました。



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「なぜ?」の質問がなかった事に、なぜ言わない方がいいか?おじいさんが理解してくれたと思いたいです。そしてふとした瞬間に、保健所に連れて行った飼い犬の死を思い心を痛めてほしいと思いました。



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紋二郎と一緒にいろいろな所へ散歩に行くのは、一番は紋二郎が喜ぶからですが二番目は「保健所からきた犬」を皆に知ってもらう為でもあります。飼うのが難しい,問題があるから保健所にいるetc多くの誤解・偏見が「保健所の犬」にはある事を、紋二郎を飼って初めて知りました。



3才位の幼少時代、気がつくと大きな野良犬と一緒に遊んでいました。その大好きな野良犬が保健所に連れて行かれ殺処分され助けてあげられなかった出来事が心の傷となり「犬を飼う=保健所から」という図式が確固たるものとして私の中に留まり、犬が飼える環境が整った時躊躇なく保健所に向かいました。



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正直。。家族・友人から少し反対の意見が出て驚きました。多分、保健所出身の犬が身近にいなく又見た事もなかったので「保健所の犬」は避けて無難。。そんな存在だったのかもしれません。



ただ今は、反対した家族・友人も惜しみない愛情を紋二郎にそそいでくれています。また仕事柄毎日多くのお客様がいらっしゃり看板犬の紋二郎を通し「保健所の犬」を知ってもらい身近な存在として感じてもらってくれるようなりました。



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これからも紋二郎と一緒にいろいろな所に出没して「保健所の犬」を身近な存在に感じてもらえるよう頑張ります。そして今回のおじいさんのような方には、後々グイグイと心に突き刺さるトゲを遠慮なく刺していこうと思います。私の傍らにはいつも幸せ一杯の紋二郎がいるので効果大。今後ペットを飼う事を検討される時、このブログを見て保健所の犬も(もちろん猫も)楽しそう・幸せそうと思って保健所も選択の中に入れてくれたら嬉しいです。



おまけ

ある日紋二郎と信号待ちをしている時、ある上品なご婦人に話しかけられました。

ご婦人:「凜々しいわんちゃんですね」

私   :「えっ?」

ご婦人:「?」

私   :「あっすみません初めて凜々しいと言われたので」

ご婦人:「凜としてかっこいいですよ」

私   :「えっと。。凜々しいの【リ】の字も当てはまらない田んぼに落ちたりする犬です」



紋二郎を見ると、褒められたのがわかるのか?ヘラ~としまりのない笑顔┐( -"-)┌ その顔を見てご婦人爆笑。゜(*゜´∀`゜)゜ノ彡 凜々しいとは程遠い紋二郎です。



※元野犬の紋二郎は2011年2月、成犬で福岡市動物管理センターより譲渡してもらいました。保健所からの譲渡を皆様に知ってもらうためブログランキングに参加しています(*^_^*)よろしければ、ポチッと押して下さい(o_ _)o


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