これはだめだ!

自信喪失、無気力な日本に”喝!”、反日、侮日に反撃、一矢を報いる。

田原氏の「説明」は受け入れられない-家族会・救う会

2009-05-23 | 朝鮮半島

「朝まで生テレビ」4月24日放送


 「朝まで生テレビ」4月24日放送のなかで日本政府の交渉をまともでないと誹謗し「外務省も生きていないことは分かっているが、生きていないという交渉をするとこてんぱんにやられる」と話したことに対して、家族会、救う会が5月11日に抗議文を送付した。田原氏からは回答がなく5月16日再び抗議文を送付したところ、5月21日、田原総一朗氏より北朝鮮による拉致被害者家族連絡会代表の飯塚繁雄さんと北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会会長の藤野義昭さんへ田原総一朗氏からは、要旨下記の説明文が送られてきた。


田原総一朗氏から送られてきた説明文


   『 「朝まで生テレビ」4月24日放送における私、田原総一朗の発言についてのお詫びお詫びが大変遅くなりまして、まことに申しわけありません。平成21年4月24日に放送しました番組「朝まで生テレビ」の生放送の中で、私が泣致被害者の方々について「外務省も生きてない事が判っている」旨の発言をいたしました。

  これはまことに乱暴な言い方でして、拉致被害者の救出に全力で取り組んでおられるご家族、ならびに関係者の方々にご不快の念を抱かせ、お心を傷つけましたことを心からお詫び申し上げます。

  私は、日朝交渉が暗礁に乗り上げているのは、北朝鮮はもちろんですが、日本側も本格的な話し合いのテーブルにつこうとしない事に要因があるという問題提起のつもりで発言したのでした。外務省幹部から“八人の拉致被害者が生きている事を前提にした交渉には限界がある”と言う事を聞かされたのです。

 こうした意味の言葉を何通りも聞かされていて、私は「朝まで生テレビ」で発言したように判断したわけです。言い方はまことに乱暴でした。そして情報源をお教えできないことを幾重にもお詫び申し上げなければなりません。情報源を明かさないことを“根拠なし”と判断されることに不満はありません。
  当然ではありますが、私は横田めぐみさん、有本恵子さんなど八人の方々が生きてらっしやることを心から望んでおります。 』


★☆救う会全国協議会ニュース★☆(2009.05.22)より

 テレビ朝日からは5月15日から回答があったが、田原氏は度重なる抗議でやっと回答を寄こしたとは、何と無責任でいい加減な人間なのだろう。“死亡の根拠”も明示せず、再々の抗議がなければ黙殺したかもしれない。北朝鮮による拉致事件は、拉致した後帰国させたケース、拉致したまま抑留し続けているケースそして、拉致して死亡させたケースがある。

  拉致して死亡させたケースは一番凶悪であり、”ならず者“国家による拉致犯罪と監禁罪に国家による殺人罪である。外務省は日本国民を見殺しにして交渉せよというのか、公共の電波を使って(根拠を示さない、示せない?)デマを言い放つことは断じて許されない。

  「生きてない事が判っている」と発言したのであれば、「乱暴」などという表現ではすまされない人命軽視の暴言であり、重大な人権侵害である。 田原氏については、前々からいい加減なことを言う人物とはおもっていたが本性が現れただけなのだろう。“弁解は飾られた嘘にすぎない”。

  国がいっこうに拉致被害者を救出することが出来ず、年老いた被害者の親御さんの言いようのない怒りと慟哭する姿が脳裏を去来する。悲しいかな、何てこの国は無力で情けない国だと思う。


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