これはだめだ!

自信喪失、無気力な日本に”喝!”、反日、侮日に反撃、一矢を報いる。

田原総一郎だけじゃない、前原誠司も拉致にこだわるなと言った

2009-05-23 | 朝鮮半島

 5月6日(土)14時から16時、東京日比谷公会堂で開かれた「拉致被害者救出国民大集会」で救う会や家族会の代表と国会議員が5月の連休に訪米し政府関係者等に拉致解決に向けての協力を訴えたところ、4月末訪米した民主党の岡田克也氏と前原清司氏がワシントンで拉致問題に関し「今の日本は拉致問題解決にこだわって北朝鮮の核放棄の障害となっている」と発言したため米側が日本側の拉致被害者の救出の取り組みに戸惑いを持っている旨の報告があった。  

 後日、救う会や家族会が両氏に真意を問い合わせたところ、岡田克也氏からは内容に不満はあるが回答があった、前原誠司氏からは何の反応もないとのことである。そこで前原誠司氏に家族会の質問と同じようなもののほか、日米関係や核などを加えて質問してみた。

 

 追加したものの要旨は、前原氏が日米同盟関係をライフワークとしてやっているようなので

●先の大戦で戦った米国は共和党以上に好戦的な体質を持った民主党政権であったし、戦後蒋介石の国民党政権敗北の裏にあったアメリカの親共で蒋介石政権に対する非非協力的態度、グアムドクトリンやニクソンドクトリンが出た1970年代以降のアメリカの水面下で進む対中傾斜“米中同盟”と日米同盟についての見解

●前原氏が2008年2月13日都内で行った講演で北朝鮮の核問題についついて米朝は国交正常化まで1年間で進む可能性がある。日本と違うところで物事が動いている」と語ったという(産経新聞2008年2月13日)。1年で国交正常化されましたか。いまだにこの議論が正しいと考えているのですか。1年”の起点は何月ですか。1年で米朝国交が正常化すると判断した根拠。

●6者協議は日本の非核化を固定するもの、朝鮮復興に日本から資金を出させる枠組みではないかと思いますが<どのようにお考えですか。

●最近コーエン元国防長官と会談されたとのことですが、コーエンさんは2003年1月日本の防衛関係者に「北朝鮮の核保有を容認できないか」と打診しました。アメリカを信じるのですか。日本は断固日本の意志を主張すべきで、場合によっては6者協議から離脱するくらいの態度で臨むべきです。日本抜きの北朝鮮の復興はありませんがどう考えられますか。おしえてください。

 

 前原氏からは、下記に記す通りで、「米朝が1年間で国交正常化する可能性」など自己に都合が悪い質問に反応がなかった。公私ともに多忙だから返事は期待していなかった。気になったのは都合の悪い質問は 意図的に無視を決め込んでいることだ。オバマがいう核廃棄とは、旧式の核に換えて少数でもより威力が高い核を持つためだろうし、現在核を保有している国の核を全廃するためでもないだろう。信頼と威信が著しく低下したアメリカの提案に心底から同調する国はない。オバマの幻想に賛同するのは、世界の非常識がまかり通る日本だけだ。これらについて前原氏がどのように反応するか知りたかっただけです。奇麗事を言っても所詮、ニセメールにごまかされた程度の人、この国を任せられる人物ではないと思った。

 

前原氏への質問
『 問題発言 

このたびは、前原誠司へお問い合わせありがとうございました。

以下内容受信したことをお伝えいたします。

■名前: (略)

■メールアドレス:(略) 

■所属:(略) 

■お問い合せ内容 

拉致訪米団が提起したこと 

 拉致問題解決のためにワシントン入りした訪米団の一員、塚田一郎参議院議員が横田めぐみさんとともに新潟市立寄居中学に通っていたという話を聞いて、この拉致のむごさをまたまた実感した。めぐみさんが北朝鮮工作員にさらわれた1977年11月、二人はともに13歳の寄居中学の生徒だった。学年こそ塚田氏が1年上だったが、小さい学校だからおたがいに知っていた。めぐみさんが行方を絶った後の地元社会の騒ぎや悲しみも塚田氏は肌身で体験したという。

 それから30余年、塚田氏は東京の大学から米国の大学院を終え、大手銀行に勤めた後、国政への道を進んだ。同じ中学で同じ時期に学んだめぐみさんにも、こうした躍進へのドアは開かれていたはずだった。だが彼女は工作船に閉じ込められ、「お母さん、助けて!」と泣き叫びながら、北朝鮮の闇にのみこまれていった。同じ中学に通った日本人同士の人生のこれほどの断層はめぐみさんや彼女を愛する人たちを悲嘆に突き落とした犯行の残忍さを改めて感じさせる。 

 この悲劇の終結に米国の協力をも得ようとする拉致被害者の「家族会」「救う会」「拉致議連」の合同訪米団が4月末からこの3日までワシントンに滞在して、政府や議会など広範な米側関係者多数と面談した。オバマ政権になって初めての拉致関連の訪米団だった。 

 気になったのは訪米団が総括の記者会見で日本の民主党の前原誠司、岡田克也両氏の名をあげて批判したことだった。両氏がともにワシントンを最近、個別に訪れた際、米側関係者に「いまの日本は拉致解決に固執しすぎて北朝鮮の核放棄への障害となっている」という趣旨を述べたというのだ。増元、島田、塚田の3氏がともにその「前原・岡田発言」について米側から聞いたと明言し、そんな発言は日本側の拉致解決への希求に対する疑念を米側に抱かせると述べ、日本自体がきちんと団結しない限り、拉致の解決は難しいとも主張した。

(質問1)上記について前原氏の見解を教えてください

(質問2)前原氏の発言の真意、また拉致を置き去りにして得られる日本の国益とは何なのかを教えてください。

 北朝鮮の核廃絶を言っていますが、この近代史において核兵器を放棄した国は一国もありません。北朝鮮のような国でさえ、核兵器を持った瞬間に、米国は交渉のテーブルについたじゃないですか。拉致問題、拉致被害者救出って言うのは日本が普通の国に戻ることが出来るかどうかの重要な鍵になる問題だと思います。国民一人守れない国家に存在する価値など、ひとつも無い。確かに核兵器が日本に使われる事態になれば大変なことです。なら、どうして核議論をするべきといった中川氏を叩き、議論すら封殺する様な事を民主党としてしたのか。「核議論と核武装論」をごちゃ混ぜにして「核武装論を唱える人間は阿呆」とまで言い切った前原氏の記事を見た所で、「NPT体制の強化」としか書いていない。前原氏はなんら対案を示していない。

(質問3)どうやって「NPT体制の強化」するのか、教えてください。』


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