この記事は、Rico♪パパが担当しています。
ヒロキさんから、またまた参戦レポートが届きました。
トライ、バイク、マラソン、オープン・ウォーターなど幅広く活躍するヒロキさん。
さて今回は…
ではどうぞ~
【秋の中山4時間耐久レース】参戦記
2010.10.31
ヒロキ
10月31日、【秋の中山4時間耐久レース】に参加してきました。今年は夏の間、体調が思わしくなく、バイク練習がイマイチだった為、通常、岡山国際サーキットである6時間耐久レース(今年は5時間耐久)をパスして、中山サーキットにやってきました。
岡山国際をパスしたのは、理由がもう2つ。あまりにも参加者数が増えて、(去年は2千人くらい)結構アブナイ事になっている事。6時間で1万1千円のエントリー料であるが、これはトライアスロンの参加料と比べるととても安い、コストパーフォーマンスに優れた大会とも言えるが、考えてみるとサーキットを借り切ってのエンデューロは、サーキット使用料だけで、ボランティアはほとんど要らない仕組みになっているので、主催者である●満屋は実に法外な事業外収益を得ているという事になります。それにも関わらず、参加料そのままで、6時間耐久を5時間に短縮するという経費削減策は今までの参加者からすると納得できないものがあります。(そういえば県サイクリング協議会は最近、岡山国際を使ったエンデューロをやらなくなったけど、1時間あたりの使用料はやっぱり高いんでしょうなあ。)
ま、それはいいとして、中山4時間ですが、申し込み締め切りを過ぎての参加だった為、6000円プラスレイトフィー500円を払ってのエントリーをしたところ、すぐに来たゼッケンナンバーは何と【27】番!当日の参加者名簿を見ると、更にそこから9人増えていて、36人が4時間ソロでのエントリーになっていました。(レイトフィーを払わずに申し込んだのは一体何人だったんだ?)
もちろん、チームで4時間を繋いで走るグループも、もっと沢山いて、そんなに寂しい大会ではありませんでしたが、いやあ、そういうのもアットホームで良いんでないかな、とも思ってみたりします。さて、中山サーキット会場に着いてみると、
「初心者の方は初心者講習をしますから、集まって下さい」と、ハンドマイクを持ったスタッフの人が声を上げているではありませんか。しかもそれがHIDEさんだったりする。(ご苦労様です。)早速、初心者講習の最前列に並ぶ。すかさずHIDEさん、突っ込みを入れる。
「ヒロキさん、初心者じゃないがあ!」
「いや、ここ中山サーキットは初心者ということで・・・」(だって本当なんですもの)
という訳で、レース本番、1時間前は初心者講習で、中山サーキットをHIDEさんに案内して貰いました。なるほどここ、中山サーキットは、ブレーキングポイントから、シフトチェンジのポイントなど、きちんと押さえておかないと危ないし、速くも走れない事を知りました。S字カーブから左カーブに切れ込んでいく所は、何回走っても緊張しました。(岡山国際サーキットではブレーキなどほとんど使わなかったし、インナーギアも全く使わなかったけど、ここはそうはいきません。)
ところでサーキットを借り切ってのエンデューロは、鈴鹿サーキットにも行った事がありますが、初心者ガイダンスがあったのはここが初めてです。県サイクリング協議会主催イベントは至れり尽くせりという感じです。
さて、11時半のスタートですが、朝の天気予報では、「1日曇りで、夕方から雨」という事になっていましたが、実際は11時半時点で既に雲行きが怪しくなり、ポツリポツリとしたものが降ってきていました。どうかこれ以上の降りにはなりません様にとの参加者の願いにも関わらず、12時くらいには本降りの雨となりました。(TT)
S字カーブを曲がって、最終左カーブで転んだ人の数、数知れず。(5人くらい?)その度に「落車!」という場内アナウンスが響き渡ります。さぶいし、危ないし、おしっこに行きたいし、何でこんなしんどい事せんといけんのじゃろ、と思いながらの4時間耐久でした。雨の日の自転車レースはやっぱり辛いものでした。おまけにレースが始まってすぐに、後ろのギアシフトの変調をきたし、ローギアに上げられない状態になりました。シフトワイヤーが切れかかっていたとは!(まあ、インナー×ローを使う程の急坂はありませんでしたが、それでもインナー×セコは使いました。)更に4時間の後半では、フロントギアもアウターに上がらなくなり、散々な状態で4時間を過ごしました。
結果はソロ・オープンで9位だったのを、掲示板で確認しただけで帰路につきました。何周回したのか、も書いてあったのかも知れないが、大雨の中、そんな事はもはやどうでもいいやという感じでした。でも、これを書いている今(11月8日)振り返ってみると、参加して良かったと思える不思議な大会でした。
ここで今回の自転車レースの教訓をまとめてみたいと思います。
1.雨の日の自転車レースは辛い。
2.レースの前にはきちんとバイクの整備をすること。
3.県サイクリング協議会のイベントはアットホームで、(天気さえ良ければ)とても気持ちの良い時間を過ごせる。
DHバーを装着したトライアスロン仕様のバイクはワタシ一人でしたが(何でだろ?)、こういう楽しいイベントに、トライアスリートが参加しないというのも勿体ない気がします。来年は皆さんも参加してみてはいかが?