ヒロキさんより参戦記が届いたのでUPしま~す!
7月29日、第2回倉敷国際トライアスロンに参加しました。
倉敷国際の良いところは、時間的にまったり出来る点にあります。まず前日、土曜日の過ごし方ですが、朝ゆっくり起きて、普通に朝食をとり、コーヒーを飲んで新聞を読みます。それからPCを起動させて、トライアスロン参加準備品一覧をプリントアウトします。一覧を見ながらグッズを揃えて、車に積み込みます。
気が付いたらこの時点で午前10時半。太陽が真上に上がってきて、家の中に居ても汗が吹き出します。早速車に乗って、フルオートエアコンを起動させます。なんぼ地球温暖化といっても、車の中は一年中快適です。高速を使えば速く行けますが、あえてゆっくり、下の道を行きます。12時半くらいに、児島近くまで来て、いつもの飯屋で昼食をとります。このルーティンが児島の良いところなのです。
午後1時半から 受け付け開始なので、それまでに児島競艇の駐車場に入ります。今年の児島はとにかく暑かったです。車から降りた途端に、熱波で頭がくらくらしそうでした。例年だったら、バイクショップなどが、安売り商品をテントの下で販売しているのをひやかしてみるのが恒例行事ですが、今年は一店も、そんな店が来ていませんでした。(暑すぎて撤退した、なんてことはないと思いますが。)
バイクコースの下見バスは、初参加者は必須ですが、2回目の人は免除されます。私は2回目ですが、暇だからバスにでも乗って涼もうかとも思いましたが、バスに乗るまでの行列に並ぶのが嫌で、これをパス。3時にならない間に、宿泊予約していた倉敷シーサイドホテルにチェックインしました。これも例年通りの宿です。児島競艇から車で約15分と、ちょっと離れていますが、ここはマイクロバスで競技説明会(とカーボパーティ)に送迎してくれるのが良いところなのです。勿論、「お宿」そのものも実に立派で、完全リゾートなので、プールまでついています。スイムパンツ持ってくれば良かったと思いました。といってもあまり暇していると後でえらい目にあうことは明白なので、チェックイン後、早速ゼッケン付けなど、レースの準備をします。バイクボトル2本にも、それぞれバームとカーボショッツを入れて、冷蔵庫で冷やします。
そうこうしているうちに、4時半の競技説明会が迫ってきます。4時にはホテルの送迎バスに乗って、会場に向かいます。説明会会場は、今年から第一ウエーブから第四ウエーブまで席が決められていて、指定された席に向かいます。普段私は、第三ウエーブか第四ウエーブなのですが、何と今年は第一ウエーブのグループ(レースナンバー43)に入れられていました。行ってみると総合入賞候補のチーム・ウイン・ノザキの強い方々がいっぱいのところで、恐縮しながら挨拶しました。
カーボパーティでは、かつて津山トライアスロン大会に参加されていたk森さんなど、懐かしい方々にもお会いでき記念撮影などしておりました。
そんときの写真。k森さんに送ってもらいました。
左のk保木ちゃん、女子総合3位。IRONMANの帽子をかぶったこの人も、60歳以上年代別2位でしたよ。71歳でハワイアイアンマンに行くなんてすご過ぎると思いませんか?(最年長者としても表彰されていまいた。)k森さんも年代別4位。
いろんな人からいっぱい元気をもらって、カーボパーティは7時に終了。ビールとワインとタコ天をいっぱい召し上がってお腹いっぱいでお宿に帰着。明日の準備は既に済ませてあるので、オリンピックを見ながらベッドの上でうつらうつら状態。気が付いたら10時くらいになっています。せっかく良いホテルに泊まって、温泉に入らないような事では勿体ないということで、取りあえず温泉に入って、午後11時、本就寝。今日もいっぱい良いことがあったので、明日のレースもきっと良いことがある!と思えた1日でした。
さて本番の29日、(やっとかよ!)レースは朝7時50分スタートなので、起床は4時50分。レース3時間前の朝食は定番かと思います。ホテルの用意してくれたサンドイッチを食べて、いざ出陣。(どうでも良いことかも知れませんが、これだけ良いホテルが、一泊朝食付きで6500円というのは絶対安いと思う。かつて児島では、一回だけ野宿をしたことがありますが、二度としないと思う。)
レースの感想を一言で言うと、「とにかく暑かった」というしかありません。競艇場の水温も26度とほとんど温水プール並みで、フルウエットの私は、「腕まで暑い」状態でした。バイクボトルも、普段ショートでは1個しか使わないのが普通ですが、今回は2個持ってきて良かったとしみじみ思いました。1個は冷凍庫でかちかちに凍らせてみましたが、バイクに乗る頃にはぬるぬる状態で、凍らせた意味がありませんでした。
しかしレース全体で言うと、「第一ウエーブって、気持ち良い!」ってとこでしょうか。特に児島のバイクコースは、第3第4ウエーブだと、下りで人を抜くのに苦労しますが、第一ウエーブではそんな苦労がほとんどありません。下りでは時速60k以上でガンガン行けます。タイヤはいつものミシュランプロ4、空気圧7kと、やや低めでコーナリング性能を高めました。
結果はスイムは29分50秒で終了、これは想定通りというかいつも通りのリザルト。バイク終了時に時計を見ると、1時間29分となっています。これは遅すぎる。一番良い時は1時間20分で終了していたのに、9分も遅くなっています。皆生トライの疲れが未だにとれていないのを痛感しながら、ラストのラン10kに入ります。第一ウエーブで走って初めて感じたのは、「まるで人がいない」ということです。抜かれる事もなければ、抜くこともない、実に平和なランを楽しみました。道の途中、あちこちで、ホースで水をかけてくれる住民の方々がおられます。気持ちいい!また来年も来るからね。
楽しみ過ぎた結果は、ランラップ50分29秒。(遅い!最遅タイムです。)
トータルタイムは2時間49分22秒。去年よりも7分も遅くなっています。
去年は2時間42分で年代別2位だったから、今年は駄目だろうなあと思いながらリザルトが貼られるのを待ちます。結果年代別2位でした。やっぱり50代にもなればみんな衰えるものだと少し安心しました。
ふと見ればあいちゃんもリザルトを見ていて、結果年代別4位だったそうです。今年はm島さんが来ていないから、年代別を狙っていたそうですが、ちょっと惜しかったようです。大丈夫、続けていれば、そのうち年代別くらい入れるようになります。
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家に帰りついたのは4時半くらいだったでしょうか。すぐに洗濯をして、バイクを洗い、シューズも洗います。バイクは最後に注油までしていたら、1時間くらい掃除に時間がかかりました。ウエットスーツも風呂場で洗い、夜のうちに乾かします。そうこうして風呂に入って晩御飯を食べ始めたのが夜の7時。かくして短くて濃い2日間が終了しました。
出発から、最後のバイクの掃除まで、これだけコンパクトに楽しめるレースはこの倉敷大会の他には見当たりません。皆さんも来年は是非、参加しましょう。
そうそう、MORI-MORIさんとゅきてぃさん、マーシャル参加お疲れ様でした。炎天下の中、選手より長い時間のお仕事は、結構疲れたのではないかと思います。
今シーズンのトライはこれで終了で、次は秋のヒルクライムレースに備えて、当分はランはお休みです。こうやって「休める」のもトライアスロンの良いところ。来年のシーズンまで、あと10か月もある。このゆるゆるとした時間感覚がとても気に入っている訳です。