津トラ@見聞録

津山トライアスロンクラブのWEB会報です。お問合せはjoetaka_1101@yahoo.co.jp津トラ事務局まで。

第29回皆生トライアスロン

2009-07-21 20:40:08 | 参戦レポート
皆さんこんばんは! 編集部員の一江です。

日曜日にトライアスロン皆生大会が開催されました。
大会に参加の皆さんお疲れ様でした。

SUMMER TIME DREAM!でした。

すでに承知の事と思いますが
大雨洪水警報が出た17時半に大会が中止となりました。

半数くらいの選手はゴールしていましたが
私は残り8㌔くらいのエイドでストップがかかりました。
悔しい気持ちもありますが
警報には勝てませんよね~
(我クラブ員では私とモリモリさんの2人だけがゴールできなかったようです

大会運営側の苦渋の判断!
それぞれ受け止め方は違うかも知れませんが、
自然相手のスポーツ、これも踏まえてトライアスロンなのだと・・・

心配してくださった皆様ありがとうございました。
雨の中で応援してくれたYさん&Kくん、有難うございました。
写真、楽しみにしてますよ~

ではざ~っと、
私の友人が撮ってくれた写真でレポート
まずはスイムスタート地点
大山の頂上が雲に覆われていますが、この時間は晴れ間も見えてました。
前日に心配された波高もなく凪いだ海です。


仲間とスタート前集合でリラックス


小原さんの音頭で「楽しむぞ~!」三唱


バイクでもほとんど雨は降らなくて絶好調・・・
と思ったのに後半から降り出しました。


ランでは少しくらい降った方が暑くなくていいなぁ~
なんて思っていたのに・・・
その降り様は尋常ではなくなり豪雨となり、警報が出る始末。


この写真は折り返し少し前ですが
眼を開けることさえできないくらいの雨でした。
路肩の歩道は沼のようで、びっちゃ、びっちゃ。
車道を走る車からの水しぶきはシャワーより凄く身体中ずぶ濡れです。
でも、こんな子供の水遊びのようなラン
結構楽しかったです。(写真からも分るでしょ)

ほんとに思い出に残る29回大会となりました。

大雨の中、最後まで励ましてくれたボランティアの皆さん、
応援してくれた仲間、
そしてスタッフ・関係者の皆さんに感謝の気持ちでいっぱいです。
ありがとうございました。

来年また頑張りましょうね~

暑さ対策について

2009-07-15 19:44:53 | その他
こんにちは。Rico♪パパです。ヒロキさんが、皆生大会を前に「暑さ対策について」と題して投稿してくださいました。ちょうど皆生大会ころに梅雨明けしそうな気配で、実にタイムリーな記事ではないでしょうか。それではどうぞ




暑さ対策について
 
 「ふじいのりあき」という人が、『マラソンの科学』という本を書いていて、なかなか面白いので、ちょっと紹介したいと思います。
実はこの人、もともと自転車の人で、去年は『ロードバイクの科学』という本を出し、こちらも結構面白かった。『バイシクルクラブ』という自転車雑誌で、記事を読んだ人も多いと思います。


 この人の熱化学に関する考察は、実に参考になります。
例えば、体重60kの人が10kmを走る場合の消費カロリーは、○○kカロリーと計算出来るものなのだが、実はそれは正しくなくて、その3倍のカロリーが、身体を発熱させるエネルギーとして消費されているのだそうです。ちょっと考えてみるとそれはそのとおりで、我々は筋肉の運動で走るのは間違いないが、その間も脳や心臓、肺といった内臓関係の機能も、いつも以上に働き続けていて、トータルとしてそれは『発熱』という現象で、走るだけのエネルギーの3倍を費やしているのだそうです。それは燃焼エネルギーの全てをパワーにするガソリンエンジンよりも、一旦水を沸かせて、水蒸気の力で走る蒸気機関車のイメージに近いと思えば良いわけです。(何とも熱効率としては非効率的な訳だが、それが人間の身体なんだから仕方ない。)


 そういえば、水蒸気エネルギーというのは、実は原子力発電でも使われていて、ここでの技術の大半は、タービンの温度を上げすぎない為に、いかに冷却するか、がポイントなのだそうです。


 
これは暑い時のトライアスロンを考える上で、ちょっと参考になる話です。去年の皆生トライアスロンはとても暑くて、私自身、ランではばてばてになり、全体でも2割くらいの人がリタイヤしたと思います。
我々は、走るエネルギーの3倍を「発熱」していて、尚且つかんかん照りの暑さの中で、走るためには、いかに身体を冷却するかをまず第一に考えなければならない


 
今までずっと、SUGOIのトライスーツでレースを走ってきたが、どうもこのウエアは、「冷却機能」を備えていません。
そこで今年は、決して決戦様とは言えないが、「ミズノ」の「アイスタッチTシャツ」を着て、皆生を走ろうと思います。結構、これが涼しいんですよ。(生協の共同購入で2600円で買ったもの。)見た目には、ただの白いTシャツにしか見えませんが、これが今年はいかなるパフォーマンスを産んでくれるか、期待しています。


 
今年も梅雨明け一過の、暑い皆生が期待出来そうです。
参加される皆さん、暑さに負けないよう、ガンバです。

平成21年度 津山トライアスロンクラブ総会

2009-07-10 22:56:00 | クラブからのお知らせ

この記事は、Rico♪パパが担当しています。


平成21年度の津山トライアスロンクラブ総会が行われ、平成20年度決算、平成21年度年間行事などが承認・決議されました。ここでは、抜粋して掲載します。重要事項についてもブログの性格上割愛しているものがありますので、詳細について知りたいというクラブ員は、Rico♪パパまで連絡ください。議事録があります。

会 議: 平成21年度津山トライアスロンクラブ定期総会
日 時: 平成21年6月28日(日)18:00~20:00
場 所: 津山市山下 津山文化センター3階和室
出席者: 出席者9名+委任者5名で、クラブ規約第28条により総会は有効に成立した。

1.平成20年度会計報告
  会計、同監査報告を審議し、全会一致にて承認した。

2.年間スケジュール(クラブ行事)の件
  下記の通り、全会一致にて議決した。
  
  
平成21年6月28日(日)
   津山市東一宮地内農免道草刈り

  
平成21年7月5日(日)
   
すいかながいもバイクロングライド練習会

  
平成21年8月第1週頃
   練習会

  
平成21年10月4日(日)
   津山市東一宮地内農免道草刈

  
平成21年12月5日(土)、6日(日)
   
忘年会

  
平成22年1月1日(金)
   元旦走り初め

  
平成22年2月中
   岡山県トライアスロン協会更新手続き

  
※ 各行事の詳細は、追って事務局が連絡する。

3.久米プールの法人会員の件
   
下記の通り、全会一致にて議決した。
   
利用者が非常に少ないので、平成21年度は継続しない。
    ただし、今後の状況次第では再開することもあり得る。

4.人事に関する件
   
下記の通り、全会一致にて議決した。
   
事務局は、ウッディさんが退任してRico♪パパが就任した。
  
それに伴い監査は、ケンジさんが就任した。


総会ではヒロキさんから、スナックの差し入れがありました。ありがとうございました。また、同日午前8時からは、津山市内東一宮地内広域農道の路肩・法面部の草刈りが行われました。参加されたみなさんはお疲れ様でした。また、島根からのnaoさんや、トライ休養中のyamaさんも参加し、前日には前会長がかなり刈ってくださっていたため、ずいぶん助かりました。ありがとうございました。

以上


深くて濃い、バイクの話

2009-07-10 22:14:28 | バイク

こんにちは、Rico♪パパです。
この記事は、ヒロキさんの投稿記事を一部修正して掲載させていただいています。バイクに関してなかなか深い洞察。みなさんにも参考になると思います。では、どうぞ
 

 

深くて濃い、バイクの話 

  我が愛車、サーベロが、後ろのブレーキが効かなくなるというフレームの不良にみまわれて、借り物の練習用バイク(トレック)に、借り物の決戦様バイク(自分のと同じタイプのサーベロ)で今期は過ごしている。

 要は今年は実に、3台のバイクに乗っているという状況なのである。
1台目、自分のサーベロ
2台目、トレック
3台目、借り物のサーベロ

1台目と3台目は、同じ種類のサーベロである事は既に書いた。しかしちょっと違うのである。明らかに借り物のサーベロの方がよく走るのだ。何でだろう、という理由を書いてみたい。

 フレームが同じなのに、走りが違うのは何故なのか?パーツもいずれもデュラエース。違うのはステムとハンドルのみ。ステムが借り物の方が圧倒的に長いのだ。で、ハンドルポジションは借り物の方が高い。で、借り物のドロップバーは、フルカーボン製。

 これで自分のサーベロと走りがどう違うのかというと、左足でパダルを踏んだ瞬間、右手のドロップバーに瞬時に反応が来て、右手を引くという対角線上の「しなり」が生じるのだ。逆に右足を踏み込んだ瞬間は、左手にパワーが伝わり、左手を引かなければならない。スイムでツービートキックをする人は、左の手の入水と同時に、右足をキックするという対角線上の体幹パワーを理解頂けると思うが、それと同じ物だと思って頂いて良い。

 バイクのフレームサイズに関しては、軽量化を目的に、やや小さいサイズを選ぶ人が多いが、森幸春師匠に言わせれば、やや大きい方が良いという、その理由は多分、ここにあるのではないかと思う。小さいサイズだと、フレームの「しなり」が少ない分、「しなり」が対角線上のパワーを産んでくれないからではなかろうか?そして、フレームサイズというのは、フロントフォークまでではなく、ステムとハンドルバーまで含んだものをフレームサイズとして考えるべきなのだ。

 そう言えば、何時だったか、N崎サイクルで、「パリ-ルーベ」のDVDを観ていた事があった。その時観た選手達のドロップハンドルが、妙に幅広いのだ。明らかに自分の肩幅より大きいハンドルを使っている。そんなハンドルでは空気抵抗が大きくて、メリットがないのではないかと思ったものだが、「対角線上のパワー」を知った今は、幅広ハンドルの意味が理解出来るような気がする。

 私の書棚には今でも古い、「TJ誌」があるのだが、その中には八尾彰一の二軸理論があり、「トライアスロンバイクは空気抵抗低減の為、26インチが良い」と書いている。二軸理論に関しては私自身八尾氏のDVDを買い、「誠にもっとも」な理論として評価しているのだが、借り物のサーベロを使った今、26インチと二軸理論が相容れるのかどうか、ちょっと疑問を感じている。

 こんな事を書くと、「既に26インチを買い、それに乗っている人間の立場はどうなるのか?」と言われそうだが、そういう人でも、ステムを長いのに交換するだけでだいぶ違ってくるのではないかと思う。TJ誌でも外国人選手の乗っているのに、そんなバイクがあったのを覚えている人も居られる事と思う。

 要は、ハンドルポジションはより低い方が、空気抵抗が少なくて速いと単純に考えるのは間違いだという事だ。バイクのポジションはより「低く」ではなく、より「大きく」した方が、体幹のパワーを使ったペダリングが出来るのではないかと思うのだ。

 そう言えば、TJ誌が廃刊になる前に、藤原裕二がバイクのサドル位置を後ろにずらしてフィーリングを確かめているといった事を書いていたのを覚えているが、考え方としては「対角線上のパワー」を高める事が狙いだろうと思っている。はつかいち宮島パワートライアスロンでは惜しくも2位で、3連勝を逃したが、皆生では又優勝を決めてくるのではないかと期待している。(まあ、はつかいちは、若いモンがもっと活躍せんといけん、と福○選手でなくてもそう思う。)

 ところで藤原裕二のバイクはトライアスロン様ではなく、「タイム」という純粋ロードレーサーだ。私自身は乗った事がないが、自転車雑誌のインプレッションによると、とてもよくしなって、衝撃吸収性の良いモデルだと言う。では世にいっぱい出ているトライアスロン仕様のバイクの意義とは一体何ぞや?ということになる。バイクに関する考察は、トライアスリートにとって永遠の課題と言えよう。



再びRico♪パパです。ヒロキさんのように、投稿したい記事があればメールtsuyamatriathlonclub@mail.goo.ne.jp 、事務局への直Fax、郵送などでご連絡ください。対応させていただきます。


以上