前回記事までで、無事にチャジコンの交換を済ませた訳ですが、実際の使用状況などを簡単に報告しておきます。
判った事として、チャジコンは全般的に敏感過ぎるように作られている、ということがあります。安全側に振っているわけです。
私が先日まで使っていたチャジコンは、ソーラー充電時、かなり大幅に実際以上のバッテリー電圧を表示していました。そうすることで過充電を防ぎたいという使用者の心理が働き、バッテリーの損耗が抑えられます。このチャジコンの設定は、当初、一割増の13.2で始め、13.6に上げ、最後には14.0にまで至りました。7年間も良く働きました。
今のものは、前のものと比べて少しですが、危険側に寄っていました。充電停止電圧を14.6Vに設定していると、14.8Vまで「表示が」上がります。二割増しの14.4Vが12Vバッテリーに対する最適な充電電圧と定義されているらしいので、それを知っている使用者はこの表示を見て驚きます。高すぎる、と。当然、設定を変えたいとみんな考えます。私は14.2Vに設定しました。これだと、表示が14.4Vで充電電流がカットされます。実際はもう少し低いはずです。
で、驚くべきことに、単純なカットではなく、低電圧化して充電を続ける、らしいです。これは素晴らしい進歩で、日当たりの良すぎる時にワザと色々な電気製品を無駄に動かして、電圧を下げる手間がなくなります。非常に大きい技術的進歩と言えるでしょう。多分、やってることは簡単な事なんでしょうけど、この7年で一気にチャジコンも使用者寄りになったなあ、と思いました。
楽天にあるYMTエナジーさんが取り扱っていますのでお勧めの一品です。