★★更に写真を追加しました。判りにくいので一番下にしました。
★写真を追加しました。忘れてて遅れました。若干の追記もしています。
カテゴリーの「経済性」は、今回は含まない感じです。「危機管理」になります。以前の記事「井戸の話」と被ります。少し引用もします。
ウチには井戸があります。大人でも子供でも落ちると危険だし、野生動物が落ちても致命的(たぬきは意外にドン臭いのです)なので、蓋を厳重にしています。ほんのわずかな隙間しか見えていません。以前の記事「井戸の話」の通り、推測でおよそ3トンの水を蓄えることができます。
覗き込む時は老眼鏡や鍵、スマホなどは少し離れた所に置いた瓦の上に置きます。落としたら、現在の私の技術では回収不可能なのです。さらりとエヴァネタです。槍のシーンのです。基本的に用もないのに覗き込むことはしません。稀に水位を見る時ですが、必須ではありません。お風呂ポンプのホースやコードの長さの残りで判断できますので。
お風呂ポンプは買い足しました。コードが長いものが同じメーカーから発売されていたからです。ホースの長さは足りてるけど、本体と吸い込み口を繋ぐコードが短い製品が多いのです。本体を井戸の内部空間に入れる訳には行きませんので、安全なギリギリのところに置いています。ふだんは壊れたバケツで覆いをしています(上の写真の青いバケツです。日光による劣化で割れまくっています。)。どこかに書きましたが、メーカーさんにお礼の電話をしました。リクエストとして、更にコードが1m長いものがほしい、とお願いだけはしておきました。井戸の水位によって、水の出る勢いが変化します。これにより、更に井戸を覗き込む必要性が低くなります。
目的としては、井戸の水質を良くしたいのです。そのためにはたくさん汲み上げて使うなり捨てるなりして、水脈からの水をたくさん流入させないといけません。役所で水質検査をしてもらったところ、ざっくり言うと、飲んでも大丈夫です。周囲の地質が粘土質のため、どうしても濁ります。これを少しでも減らすには、出やすい粘土質を全て出し切るしかないと思います。出し切ったら、あとは透明な水になります。数十年間使ってなかった井戸ですので、この作業には二十年くらいかかるのかもしれません。現在は少し泥の色があります。特に雨の後の数日間はゆっくりゆっくりと泥水が流入してきて、更に数日かけて泥が沈殿していきます。飲んでみると、まろやかでとても美味しいです。ご近所さんは、植物にあげるのは水道水だと何かの成分がダメだって仰っていました。私も猫草や柚子の木には井戸水をあげています。近所を歩くと、井戸水を電動ポンプで引いた蛇口から、わざとチョロチョロと水を出しているご家庭が多いです。
チャージコントローラーを買い替える前は、井戸水を庭にどんどん捨てていました。まあ、単に捨てるのももったいないので、巨大な雑草の根を大きなシャベルで掘り起こし(この作業は黙って行います。スコップが喋るといけませんので)、その泥を流水をあてて放置してたりしていました(★★下に写真を追加しています。)。今はチャジコンが新しくなって、バッテリーの電圧管理が厳密になったので、この作業は停止しています。新しいチャジコンは本当に素晴らしいです。安いのに。
★ここに入れる写真を撮り忘れました。後日、追加します。
毎日、正午前後に巨大バケツ(およそ0.5トンほど入ります)に汲み上げます。日光の弱い無理な日は汲み上げをせず、巨大バケツを空にして、沈殿物を外に捨てます。これはリチウムイオンバッテリーに買い替え、いや、それを買い足したら全て解決します。しかし、値段が高すぎて手が出ません。私なんかは廃バッテリーで十分です。大型車の業者さんから貰えるかもしれません。捨てるのにもお金がかかる代物ですから。この巨大バケツに入った上澄み水をさらに放置して沈殿させます。基本的に虫は水面に常時、捕まっています。冬の一時期だけ、虫が居ません。その代わりにソーラーパネルの雪掻きという地獄のような作業があります。今、というか、数日前から虫が巨大バケツの水面に何かしら居るようになりました。テントウムシは助けます。他は助けないかなぁ。あと、勝手に生えてきた柚子の苗木を、勝手に移住記念植樹として井戸水とか焚火の灰とかをあげています。識者によると、土質が粘土質なので根が張りにくい、とのことで、周囲を優しく耕す必要があります。ですが、怠っているので、三年ほど経っても草レベルの大きさから成長しません。無理っぽいです。
★ここにも、入れたい写真を撮り忘れました。後日、追加します。
今のところ、井戸水は家の中で使っています。普通サイズのバケツを三個使用しています。ひとつはトイレの中に置き、ひとつは台所のそばに置き、ひとつはたいてい汲み上げた直後なので土間になっている物置に置いて、底が乾くのを待っています。
★ここにも、入れたい写真を撮り忘れました。後日、追加します。
たまに位置を移動させ、汲んだ直後のバケツは濡れた土間を避けるように置きます。その間に濡れた土間は乾きます。水の入ったバケツの移動は最小距離に留めます。位置関係的に、トイレのバケツの水が減ったら、台所のバケツから慎重に移し替えます。トイレのバケツの水がなくなったら、それは井戸へと向かいます。台所のバケツはトイレに一歩前進、土間のバケツは台所に一歩前進です。こうして、濡れたバケツが土間に置いてある状態になります。台所のバケツの水が減っても、無くなっても似たようなことをします。普通サイズのバケツの中でも沈殿が起こることがあります。雨の後は特にそうなります。下の方の水はトイレに優先的に回します。台所で使うのは気が引けるからです。なお、あり得ない勢いでトイレに水を流し込むので、トイレ掃除をしなくてもどんどん綺麗になっていきます。楽ちんです。もちろん、トイレにも古着が置いてあります。しょっちゅう零します。
夜中に井戸水を汲む時は、物凄く静かに行います。ウチは過疎地ですが、ここの立地条件がいいので住居(ウチ以外は豪邸ばっかり、というか、ちゃんとしたらウチも豪邸になるはずなのですが・・・。)が密集しているのです。
ウチの外水道は上水道です。多くのご家庭では井戸水を外水道に使っています。冬は凍結防止のため、簀巻きにしています。季節的にそろそろ外してもいいのですが、ご近所さんからのツッコミ待ちです。
お風呂の残り湯、残り水を台所に移動させることはしません。距離が長すぎるためです。部屋を三つとそれなりに長い廊下を経由しないと台所に辿り着きません。遠すぎます。お風呂の水は古い方のお風呂ポンプで洗濯に使うか、お風呂場で何かを水洗いするのに使います。まあ、結局は大部分は排水していますけど。
水の入ったバケツを移動させるときの注意点は車の運転と同じです。ゼロ速度から加速する時、および減速してゼロ速度にする瞬間に無限の加速度が掛りかねないので、ゼロ速度が絡む加減速はなだらかなカーブを描くように行います。水が波打っていない場合は、無神経に運んでもかなり大丈夫です。水が波打っている場合は、振動が共鳴すると大波になって水が零れます。水を運ぶ時はかかとを降ろします。しかし、どれだけ注意してても水は零れます。零れる場所は決まっているので、そこには古着が既に置いてあります。乾かす時は古着を出来るだけ広げて、表面積を大きくしておきます。
歯磨きに井戸水を使う時に、まろやかさが非常に伝わってきます。たまに飲みます。とても美味しいです。
猫草の脇で、大根を育てています。井戸水をあげています。葉っぱをどうするのかは決めていません。
太陽光発電を利用しているので、電気、ガス、水道の全てが止まっていても井戸水は汲み上げることが出来ます。まあ、日ごろから電力は太陽光を利用しているのですが。
これが役に立つ日が来ない事を祈ります。
★★写真の追加です。タバコは大きさ比較のために置いています。文中のかなり上部に書いてある通り、これに井戸水をポンプで流し込み、泥を落とします。ほぼ水を捨てている行為です。庭中が沼になります。今までで数百時間続けており、総計で10トン行くか行かないか、くらいの感じです。石垣を越えて溝に流れ落ちないように場所は調整済みです。つまり水脈に上手く水を降ろせています。お向かいさんが汲み上げている水脈に続いていると思います。ガラス容器の中には鎌で上部を刈り取った雑草の「切り株」が入っています、と言いたい所なのですが、ちょっと違います。正確には「切り株」の約1/4ほどが入っています。元の「切り株」が巨大すぎてこの容器に入らず、かといって余っているバケツもありません。ということで鎌で「切り株」を縦に裂きました。バケツを買いに行くのが面倒だったからです。どうせ予備は居るので、まあ、買ってもいいとは思っています。3/4は焚火ルートに乗せました。まだ燃やしていません。この「切り株」を掘り出すのは大変でした。巨大なシャベルが無いと話になりません。見えていない巨大な根っこをシャベルで切り取る感じでした。鎌は貰い物で曲がっていますが、自分で研いでいるので残りの切る作業は楽でした。ただ、横に切る時より縦に切る時の方が危険なので注意が必要でした。