まい・だいありー・ばい・えむ ~都わすれ~

振り返れば、まんざらでもない日々をめざす雑記帳。

ついに入院・前編【17】

2019-10-21 12:24:41 | 卵巣嚢腫と子宮頸部ポリープの記録
【2018年の1月に卵巣嚢腫の手術を受けました。
これは、その手術に至るまでのお話しです。】


2018年1月16日S病院入院。

10時までに入院受付に来て下さいとのことで、
夫同伴、少し前に着く。
限度額認定証などを提示し、入院手続き終了後病棟に。
利き腕にリストバンドをする。入院したんだな・・・と実感する。

ナースステーションにいた若い事務員さん?に病棟内を案内してもらう。
「個室を用意できましたよ。」
有難い、ホッとする。1日¥5300
パソコン使用可能な個室に決定したので、外出許可をもらい
車でわずか5分の自宅へパソコンを取りに帰る。
1時間前に出た我が家、なんだかもう長いこと
留守にしているような気持ちになった。


そうこうしているうちにお昼ご飯だ。
厨房が工事中のため食器が使い捨て容器だ。
めちゃくちゃ美味しくなさそうに見えるね・・・
食器は大事だね。

14時に下剤のアローゼン顆粒を飲むように指示され飲む。


ほどなく、歯科へ行ってくださいと言われる。
口腔ケアのためだという。

病院から行くように指示されたので
つい1週間前にかかりつけの歯科でケアしたのに?と
思いつつも言われるのだから行く。

歯科でも、そのことは把握しているようだった。
とても状態良く綺麗だと褒められる。
が、またもやプロフェッショナルケアなるものを受ける。
あと、歯磨き指導。
とにかく手術直前まで歯磨きを推奨される。

夕方に麻酔医が部屋にくる。若い男性医師。
すごく勉強して、ほとんど遊ぶこともなく青春時代を送った感じの医師。
夫も一緒に話を聞く。怖いことが書いてある冊子をもとに説明がされる。
車に酔うか聞かれたので、そうだ。と答えると麻酔が切れてからの
吐き気が酷く出る可能性が高いと言われる。
吐き気止めを使用するが避けられないとのこと。
痛みは我慢せずに言ってくださいとのこと。
夫は真剣に聞いていたが私は上の空。

なにか質問はあるかと聞かれ、
「麻酔はちゃんと効きますか?生きて目が覚めますか?」
とアホな質問をする・・・

ははは・・・スミマセン・・・冗談ですよ・・・


同意書数枚にサインをする。どうやっても手術は受けるわけなので、
あまり読みもせず淡々とサインをする。
ってサインしないと前に進まないし。

主治医が外来の女医先生から代わっているようだ。
ベッドに表示された主治医名を見て気づく。
執刀医も主治医と同じ医師のようだ。
どんな人なんだろう・・・相性が良いといいのだけれど・・・
何せ、命を預ける(大げさ)

担当医も書いてあったが部屋に一度も来ることはなかった。
たぶん、研修医。

下剤が効いてこないので看護師にきくと夜の10時頃ですかね?
とのこと、夜中じゅうお腹痛いのか?と思う。
下剤を生まれて初めて飲んだから、さっぱり未知の世界だ。

主治医が外来もしているので病棟に来るのが遅くなるとのことで
先に部屋でシャワーを済ませる。

看護師さんがお臍の掃除だと部屋に来る。
私はお臍を掃除つまり臍のゴマをとるのが恐ろしい。
以前、自分でやって酷くお腹が痛くなり、その時から怖いのだ。
今、前と同じようにお腹が痛くなったら手術を拒むかもしれない。
その旨看護師に伝える。

声を大にして訴える。「絶対に嫌なんだ、今はしたくない。」と。
一旦、退室。主治医と相談して今回は掃除しなくても大丈夫という結論に。



胸をなでおろす。
コメント
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