【2018年の1月に卵巣嚢腫の手術を受けました。
これは、その手術に至るまでのお話しです。】
入院支援室では、私と話をして情報をパソコンに
看護師さんが打ち込んでいくんだけど、
なにせ、若干不慣れぽい看護師さんで打ち損じてしまうし、
「あ・・そこ違います・・」とか「いや、じゃなくて・・」
の繰り返しで、なかなか前に進まなかった。
あぁ、私はこういう仕事じゃなくてよかった・・・
緊張するし、私の方が、誤字脱字は酷いと思うから、
すごーく迷惑をかけてしまうはず。
入院するにあたり心配事とか気を付けて欲しいこと要望など
そして、アレルギーについての話をするのだけど。
「強迫性障害なので、普通の人よりも不安感が強いです。」
と言ったが、軽く
「はいはい、それは病棟に伝えておきましょうね~」みたいな感じ。
ふむ・・心の病は置いてけぼりか・・・
質問欄にアレルギーの項目が半端なくあって、一番メインは
ゴムアレルギーはないですか?だった。
手術手袋はゴム製が基本。他にもゴム製品は器材に使用されている。
私は、数年前に母の介護用手袋でいつものプラスチック製が
売り切れていて、ゴム製を購入、使って数分で痒みがでたので
自分がゴムアレルギーなんだと分かった。
他には食べ物。フルーツ・野菜・甲殻類・魚など
アレルギーがないか聞かれる。
幼い頃から、メロン・もも・マンゴー・パイナップルの類が
喉がイガイガしてキライだった。
なぜかな~と思っていたらそれはアレルギーの一種だそうです。
因みに、耳鼻科でビューアレルギー39という検査を受けると
自分のアレルギー対象の39項目を調べてもらえます。¥5000位?
私はまだ調べてませんけど、おもしろそうです。
最後に、「個室希望なんですけど・・・」
しつこいと思ったが言ってみた。
「こればかりは、当日にならないと分かりません」
いや、一応ですよ・・一応聞いてみただけですよ・・
初めての手術だし周りに気を使うのは嫌だと思っていた。
朝のトイレの争奪戦も嫌だし。苦しそうな声を聞くのも怖いし。
物音で目が覚めるのも嫌だし。起こすもの嫌だし。
最後に、入院までにかかりつけの歯科に行って口腔ケアをしてきてください。
歯科への紹介状やら入院のしおりやら麻酔の恐ろしい冊子やら貰い
ふと、時計をみると3時になろうとしていた。
昼ごはん・・食べてない・・・
食欲はないが空腹になると胃酸が攻撃するので
痛み倍増で・・・
婦人科へいき、本日の検査結果を聞く。
この日は主治医の女医先生はお休みで
若い、男性医師だった。後に研修後期の医師だと知る。
ちょっと頼りない感じだ。
「血液検査も胸のレントゲンも肺機能も問題ないんですが・・・
心電図が・・・今から心エコー取らせてもらえますか?」
「え・・・私、心臓が悪いんですか?!」
「ん~心筋梗塞を起こしているかもしれない。」
「えー!心筋梗塞ですか~!?」
「ま、大概は心エコーみたら大丈夫だってことが、ほとんどなんですけどね。」
なんだそれ?なんか、心筋梗塞って言ってる割には悠長な感じだけど?
心エコーの検査室へ。
受付カウンターのところで若い白衣を着た女性がぺちゃくちゃと
話をしている、明らかに世間話っぽいのを。
あーぁこの人だと嫌だな・・・と思った。
ほどなく、呼ばれて検査室に。
さっきのお喋りしていた若い女のひとだった。
こんなときには、予感が当たるものだ。
ゼリーを塗りプローブを胸に当てるんだけど
これが、力が入っていて痛いっ!めちゃ痛い。
肋骨の上を思いっきり押し当てるので辛い。
もぉ~大丈夫~?と思っていると
そこへ熟練した感じの女性技師さんがもう一人きて、
見守りながら指示を始める。小声で
「もう少し、こちらから当てて。向きが違うでしょ、
そう、そんな感じ。」などと教えてる。
えー、研修さん?そんなんで大丈夫?心臓なんですけど?
と不安に思っていると、交代して熟練さんがプローブをあてる
これが全然、まったく痛くない。滑らかだ。こんなに違うんだ。と思った。
「うんうん、よし。こちらは、うんなるほど、うんうん」
と言いながら、プローブをあてていた。
随分と時間がかかった。
再び婦人科へ。
送られてきたデーターを見ながら、
「心エコーは、えーっと・・・大丈夫ですね。」
「大丈夫なんですか?」
「そうですね、大丈夫みたいですね。手術できます。」
なにが、どうで大丈夫じゃなくて心エコーして
なにがどうだったから大丈夫なのか説明は無かった。
循環器の医師じゃないからか?性格なのか?
どう大丈夫なのか聞きたかったが時間もないのでやめた。
でも、聞かなかったことが手術までの間、
私の中で悶々と「本当に大丈夫なのか?」という
不安に振り回されることになった。
「今日から抗血栓薬を中止しているので、酷い頭痛や
胸の痛みを感じたら救急車を呼んでうちにすぐ来てください~」
とさらりと言われた。
脳梗塞や心筋梗塞の危険があるのだ。
もう夕方・・・5時前になっていた。
9時間かかった入院前検査、疲れた・・・。
次に来るときは入院・・・。
あ、それまでに限度額適応認定証の申請もしなきゃ。
医療費 検査¥8010-
これは、その手術に至るまでのお話しです。】
入院支援室では、私と話をして情報をパソコンに
看護師さんが打ち込んでいくんだけど、
なにせ、若干不慣れぽい看護師さんで打ち損じてしまうし、
「あ・・そこ違います・・」とか「いや、じゃなくて・・」
の繰り返しで、なかなか前に進まなかった。
あぁ、私はこういう仕事じゃなくてよかった・・・
緊張するし、私の方が、誤字脱字は酷いと思うから、
すごーく迷惑をかけてしまうはず。
入院するにあたり心配事とか気を付けて欲しいこと要望など
そして、アレルギーについての話をするのだけど。
「強迫性障害なので、普通の人よりも不安感が強いです。」
と言ったが、軽く
「はいはい、それは病棟に伝えておきましょうね~」みたいな感じ。
ふむ・・心の病は置いてけぼりか・・・
質問欄にアレルギーの項目が半端なくあって、一番メインは
ゴムアレルギーはないですか?だった。
手術手袋はゴム製が基本。他にもゴム製品は器材に使用されている。
私は、数年前に母の介護用手袋でいつものプラスチック製が
売り切れていて、ゴム製を購入、使って数分で痒みがでたので
自分がゴムアレルギーなんだと分かった。
他には食べ物。フルーツ・野菜・甲殻類・魚など
アレルギーがないか聞かれる。
幼い頃から、メロン・もも・マンゴー・パイナップルの類が
喉がイガイガしてキライだった。
なぜかな~と思っていたらそれはアレルギーの一種だそうです。
因みに、耳鼻科でビューアレルギー39という検査を受けると
自分のアレルギー対象の39項目を調べてもらえます。¥5000位?
私はまだ調べてませんけど、おもしろそうです。
最後に、「個室希望なんですけど・・・」
しつこいと思ったが言ってみた。
「こればかりは、当日にならないと分かりません」
いや、一応ですよ・・一応聞いてみただけですよ・・
初めての手術だし周りに気を使うのは嫌だと思っていた。
朝のトイレの争奪戦も嫌だし。苦しそうな声を聞くのも怖いし。
物音で目が覚めるのも嫌だし。起こすもの嫌だし。
最後に、入院までにかかりつけの歯科に行って口腔ケアをしてきてください。
歯科への紹介状やら入院のしおりやら麻酔の恐ろしい冊子やら貰い
ふと、時計をみると3時になろうとしていた。
昼ごはん・・食べてない・・・
食欲はないが空腹になると胃酸が攻撃するので
痛み倍増で・・・
婦人科へいき、本日の検査結果を聞く。
この日は主治医の女医先生はお休みで
若い、男性医師だった。後に研修後期の医師だと知る。
ちょっと頼りない感じだ。
「血液検査も胸のレントゲンも肺機能も問題ないんですが・・・
心電図が・・・今から心エコー取らせてもらえますか?」
「え・・・私、心臓が悪いんですか?!」
「ん~心筋梗塞を起こしているかもしれない。」
「えー!心筋梗塞ですか~!?」
「ま、大概は心エコーみたら大丈夫だってことが、ほとんどなんですけどね。」
なんだそれ?なんか、心筋梗塞って言ってる割には悠長な感じだけど?
心エコーの検査室へ。
受付カウンターのところで若い白衣を着た女性がぺちゃくちゃと
話をしている、明らかに世間話っぽいのを。
あーぁこの人だと嫌だな・・・と思った。
ほどなく、呼ばれて検査室に。
さっきのお喋りしていた若い女のひとだった。
こんなときには、予感が当たるものだ。
ゼリーを塗りプローブを胸に当てるんだけど
これが、力が入っていて痛いっ!めちゃ痛い。
肋骨の上を思いっきり押し当てるので辛い。
もぉ~大丈夫~?と思っていると
そこへ熟練した感じの女性技師さんがもう一人きて、
見守りながら指示を始める。小声で
「もう少し、こちらから当てて。向きが違うでしょ、
そう、そんな感じ。」などと教えてる。
えー、研修さん?そんなんで大丈夫?心臓なんですけど?
と不安に思っていると、交代して熟練さんがプローブをあてる
これが全然、まったく痛くない。滑らかだ。こんなに違うんだ。と思った。
「うんうん、よし。こちらは、うんなるほど、うんうん」
と言いながら、プローブをあてていた。
随分と時間がかかった。
再び婦人科へ。
送られてきたデーターを見ながら、
「心エコーは、えーっと・・・大丈夫ですね。」
「大丈夫なんですか?」
「そうですね、大丈夫みたいですね。手術できます。」
なにが、どうで大丈夫じゃなくて心エコーして
なにがどうだったから大丈夫なのか説明は無かった。
循環器の医師じゃないからか?性格なのか?
どう大丈夫なのか聞きたかったが時間もないのでやめた。
でも、聞かなかったことが手術までの間、
私の中で悶々と「本当に大丈夫なのか?」という
不安に振り回されることになった。
「今日から抗血栓薬を中止しているので、酷い頭痛や
胸の痛みを感じたら救急車を呼んでうちにすぐ来てください~」
とさらりと言われた。
脳梗塞や心筋梗塞の危険があるのだ。
もう夕方・・・5時前になっていた。
9時間かかった入院前検査、疲れた・・・。
次に来るときは入院・・・。
あ、それまでに限度額適応認定証の申請もしなきゃ。
医療費 検査¥8010-