いろいろつぶやくブログ☆ 〜 本と音楽とわたし

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スポーツ

2009年12月11日 | 読書
漫画の『タッチ』や『スラムダンク』はとても好き。いや、アニメも好き。
でも、スポーツを題材にした小説となると、苦手なんです。

そもそも、スポーツものの王道パターンって、なんやかんやの末に何故か(?)主人公が成功してしまう訳でしょ。
それを文章でずーっと追っていくってのがどうにもね。だからあまり読まない。

しかしそんな私も、佐藤多佳子著『一瞬の風になれ』を今週は読んでみた。
話題になった当初はやっぱり興味が持てなかったけど、最近図書館でようやく借りられる状態になってきたのと(予約いっぱいでいつもないのだ)、
妹に勧められたのもあって。

感想は…正直最初は読みづらかった!
この作者の本は過去に3冊くらいは読んでるけど、どうやら文章がいまいち私には合わないようだ。
面白くなったのが2巻のラストあたりかな。。。
んで3巻はさすがにのめり込んで、楽しく&面白く読めました。
児童文学的な感じでいいかもね。
もっかい最初から読み直したら、もっともっと深いかもしれない。

でもどうしても比べちゃうのが、三浦しをん著『風が強く吹いている』。
個人的にはこっちのが断然イイ!

こちらもスポーツものだからどうかなぁと思いつつも、三浦しをんは好きでほとんど読んでいるので2年くらい前に読んで。
熱い青春モノが好きな私にはドツボでありました。。。
行間からひしひしと伝わる、作者の自分の愛するモノへの熱すぎる想いにもヤラレルんだよねぇ。

とりあえずスポーツものの小説だって、良いものはある。
今後どんどん読んでいくかは…不明。