『UNTITLED 』 飛鳥井千砂 著 読了。
途中、何度も主人公に対して
「病院へ行け」とか「人生の休暇を作れ!」など思いました。
すごく正し過ぎて、清廉潔白でそこが逆に嫌悪感を抱かせるような女性。
でも主人公はものすごく、「わたし」だった。。。
わたしはやること大雑把なのに妙なところで細かくて。
お行儀悪いこと、きちんとしてないことは許せません。
だから、主人公までは行かない(と信じたい)けれど
本の中には自分がいた…。
あまりにもリアルで、小説としては面白いのに
読んでてすごく辛かった。
主人公だけじゃなく、家族それぞれに自分と重なるところはあったけど。
この本を読んで、わたしは最初自分の姉妹を「一家の癌」だと思った。
でも、やっぱりわたしこそが「一家の癌」かもしれない。
家族って、上手くいかない。。。
みんなそれぞれに、良くないところは持ってるものだとわかっていても。
きっと主人公に嫌悪感を持って、
全く共感どころか理解できない読者も多いはず。
だけど、確かにいるんです。世の中にはこういう人間が。
こんな風にしか生きられなかった人間が。。。
よくよくみてみると、著者はわたしとほとんど歳の変わらない方でした。
(おまけに出身県もいっしょ)
それでこういう作品が、文章が書けるのはすごいと思った。
でも、だからこそ、なのかもしれませんね。
途中、何度も主人公に対して
「病院へ行け」とか「人生の休暇を作れ!」など思いました。
すごく正し過ぎて、清廉潔白でそこが逆に嫌悪感を抱かせるような女性。
でも主人公はものすごく、「わたし」だった。。。
わたしはやること大雑把なのに妙なところで細かくて。
お行儀悪いこと、きちんとしてないことは許せません。
だから、主人公までは行かない(と信じたい)けれど
本の中には自分がいた…。
あまりにもリアルで、小説としては面白いのに
読んでてすごく辛かった。
主人公だけじゃなく、家族それぞれに自分と重なるところはあったけど。
この本を読んで、わたしは最初自分の姉妹を「一家の癌」だと思った。
でも、やっぱりわたしこそが「一家の癌」かもしれない。
家族って、上手くいかない。。。
みんなそれぞれに、良くないところは持ってるものだとわかっていても。
きっと主人公に嫌悪感を持って、
全く共感どころか理解できない読者も多いはず。
だけど、確かにいるんです。世の中にはこういう人間が。
こんな風にしか生きられなかった人間が。。。
よくよくみてみると、著者はわたしとほとんど歳の変わらない方でした。
(おまけに出身県もいっしょ)
それでこういう作品が、文章が書けるのはすごいと思った。
でも、だからこそ、なのかもしれませんね。