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キャスティングあれこれ

2010年01月28日 | 読書
『地虫鳴く』 木内昇 著を読了。

新選組にまつわる複数の人間の視点から書かれた時代もの
といっておきましょうか。

いろんな主義思想があるわけだけど、
みんなそれぞれ思い描くものがあるということで
なにが正解とか間違ってるなんて、ないんだよなぁ
ということを感じた小説でした。

なんていうか、あの時代の混沌というか
閉塞感みたいなのがずーっとあって。
そして解決した!という気分にもならないし。

でも、それでもなんだかとても、良い本でした。
ろくな感想を言い表すことができなくてはがゆい~。


ところで、新選組関係を読むと
頭の中でかつて自分が目にした漫画やらドラマの登場人物が動きます。

みんなごちゃ混ぜで自分でも「なんだこれ。。。」って思ってた。

ちなみにこのあたりの漫画は今どうなってんだろ?

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