最近、なな吉さんブログを拝見していて、同じちびっこでも骨格で全然違う!なるほどー!と思ったことがありました。
私の場合、背が低い、胸・腰廻りの幅はないけど横から見ると厚みはある、腰高(上重心)、身長に対して肩幅は広めでいかり肩(背中も広め)、そして首・腕は短い。
上重心なので、着物を着るとき帯位置を上げたいと思ったことはあまりなかったんです。
なな吉さんは、帯位置が上の方がお似合になっていて、本当に骨格に合わせるって大事だなーと改めて思いました。
私は上に締めすぎると上重心と低身長とで子供っぽく見える気がするので、むしろ低めを意識してます。
ただこれはかなり大変。
脇から腰骨まで20cmあるかないかなので、腰骨に引っ掛けて締めると襟を深く合わせているせいもあって目いっぱい胸高に締めてる風になっちゃいます。
なぜ襟を深めに合わせているかというと、首が短いから長く見せかけるため!です(笑)
これは譲れないポイント。
なので、腰骨より低い位置で帯を締めることになるんですが、摩擦係数の少ない生地同士だと下がってきて…
ここがまだ解決できず柔らかものは苦手です。(しかも似合わないからモチベーションもなくて)
あと、いかり肩なので襟は首から離して少しでもなで肩に見えるようにしています。
首から離すと、布の距離が短くなって肩幅がないように見せかけられるんです。
しかも背中も小さく見せかけられます!
体の厚みはあるのに幅がないってのも地味にやっかいで。
合わせ(特に下前)の巻き込みが深くなるので折り返すんですが、それが飛び出しやすくて歩きづらいんですよね。
久しぶりにつまみ細工から離れて着物の事たくさん考えました。
楽しかった!
そうそう、自分には帯位置が高いほうが似合うだろうなあと思ってずっと練習していたんですよ。
肩があがらないのもあってなかなか出来なかったのですけど最近やっとこです。
着物は形が同じだから着る人の体型・体格で着方が変わるのは当然なのでしょうが、じゃあどうやって着るかはそれぞれが試行錯誤しながら自分にとっての正解を見つけるしかないのでしょうね。
そして体型は年とともに変わりますし、ずっと完成しない研究みたいなものですね^^
着方(デザイン)は好みもありますけど、骨格に合わせるのもいいかなって思います。
着物も洋服と一緒で年齢とともに似合う色柄や着方(デザイン)ってかわりますから、二重苦ですね 笑
楽しいところでもありますけど