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隠れた人気者 165系三鷹色 M6編成

2023-04-28 21:36:33 | 車両工作(N)

期間が空いてしまいましたが、ホリデー快速の工作の続きです。

三鷹色の165系はM6編成のみで、唯一の大目玉編成とあって隠れた人気物でした。

製品は増結セットとして発売されているので、そちらをベースに特徴を再現していきます。

クリックで拡大

M6編成は三鷹区に転属する前は新潟の上沼垂運転所でK2編成として在籍していました。

(三鷹に転属後もK2編成の札を出していた時期があります)

上沼垂時代は湘南色で、篠ノ井線の運転にも対応するためモハ164のパンタグラフをPS16からPS23に載せ換えが行われました。その際に避雷器を169系と同様の車体中央側へ移設しています。

 

さて、トミックスではこの形態の屋根は製品されていませんので、改造を施していきます。

まずモハ164は元の避雷器の取り付け部と配管のモールドを削り落として穴を埋めます。

新たに設置する避雷器の台座はモハ168から型取りしてアクリルパウダーで複製しました。

モハ164とモハ168ではクーラーの位置が微妙に違うんですね。勉強になるなあ

配管はΦ0.2の真鍮線でパイピング。これでもモールドの配管と比べると大味なんですよね…

設置位置はモハ168から採寸した位置としています。

仮組して問題がないか確認しておきます。

避雷器のハメあいも製品と同じくらいだったので接着剤は必要なさそうです。

 

クモハ165は運転席上の箱型通風機が撤去されており、屋根だけ見るとクハ165のような姿となっていたのが特徴的です。この改造はK3編成なども施工されていたようです。

今回はクハ165の屋根を用意して端のベンチレータ取付部を埋めることにしました。

クモハの箱型通風機の取り付け部を埋めるより、クハの方が楽ちんだからです。

最後に3両分の屋根をまとめて塗装して完成としました。

 

次にボディですが、ヘッドライトは新型レンズを装着するためリムの内側を丸ヤスリで慎重に広げました。内側はシルバーで色差ししてレンズは裏からゴム系接着剤で固定しています。

 

ジャンパ栓は製品付属の物の余白をカットして塗装しています。

あとタイフォンに墨入れし、前面ガラスはワイパーがシルバーの物に交換しました。

 

連結面周りパーツ交換の内容は169系と同様です。

PZ6296が再販されるまでトイレタンクはPZ-106としておきます。

 

箱型通風器がないだけで大人しい顔つきになりますな。

 

クモハ165は大垣夜行や団臨用に臨時幕、クハ165はホリ快仕様です。

M1編成と連結位置を入れ替えることで運用を変えられるようにしています。クリックで拡大

次で完結

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