以前から進めていたELの加工の続きです。
ED79,EF81,EF64のカプラーをナックルカプラーに交換してみました。今まで機関車にはZゲージ用のマグネマティックカプラー(#903)を使用していたのですが、走行中に解放することがままあったため、今回からナックルカプラーへ移行することにしました。
まずネットで調べてみると、トミックスのELに付属するTNカプラー(JC61)のアダプターとナハフ11かもめナックルカプラー(Z05-1376、以下かもめナックル)を組み合わせるやり方をよく見かけたので、この方法を試してみました。早速カプラー本体を交換してみます。
無加工で入りました。
しかし、このままではやや上向きなのとリップシャンクが開きっぱなしになりやすいので、自然解放する懸念が残ります。そこで色々と手を加えてこうなりました。
シャンクの復元用にスプリングを仕込みました。スプリングはトミックスのアーノルドカプラーポケットに入っていたものを使っています。捨てずに取っておくもんですねえ…
これでシャンクを広げても確実に閉まるようになりました。よほどの悪条件でない限り自然解放はないと思います。左は追加したプラ板を黒く塗った完成形です。
カプラー本体の復心バネはそのまま使いました。カプラーとスノープロウが干渉する場合は、首振りが渋くなるので少し削って対処しました。
また、ナックルカプラーはナックルシャンク外側の突起とリップシャンクの角を落としておくと、より自動連結器っぽく見える気がします。(白矢印のところ)
分かりやすいようにEH200ナックルカプラー(かもめナックルのグレー版)で比較
左が未加工で右が加工後です。どうでしょう?
あとは加工前と同じように組み込んで完了です。スカートの切欠きは凸型になっていますが、これなら上側の切欠きは埋めても大丈夫そうだな
EF81 151は双頭型なのでEF63 一次形 双頭式カプラー(Z01-0257)を用意しました。
シャンクが一体なのでスプリングは使いません。
根本を半分位にカットとして上下にプラ板を貼りつけておきました。
なお、スノープロウは干渉するため取付足の内側を切欠いておきました。
KATOカプラー密連形との連結は低くすぎてNGのようです。電車と連結する予定はないのでダミーでも構わないのですが、フックをカットするかどうかは悩むところ…
さて、かもめナックル同士の連結面間隔はこの位です。
JC61よりは狭くなったような気がします。
双頭になると少し開きますが、これでも十分狭いと思います。
903との高さもぴったりです。それにしても903の連結面は狭いですね。
速度が違うのでこんな重連はしませんが、貨車は903が殆どなのでナックルとの組み合わせは結構あると思います。
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