あすなろ会

　去る7月27日(金)に「あすなろ会」を催しました。

　市が尾中学校から18名、田奈中学校から17名の生徒さん達が学園を訪れ、利用者さんたちとふれあいました。当学園の利用者さん紹介の後に、市が尾、田奈それぞれの生徒さん達がこの日のために練習してきた歌や演奏、ダンスなどを披露して下さいました。

　

学園でよくやっているスカイツリーゲームというものがありまして、これを利用者さん、生徒さんが一緒になって楽しみました。ティンパニーという打楽器を土台にして、その上に様々な箱を積み上げてゆくという、ただそれだけのことなのですが、高く積み上げるというそのこと自体が何か心揺さぶる物があるのでしょうね、みんな熱心になっちゃいます。それがズガガガー、バラバララーと崩れゆく様も面白い。結構盛り上がりますね。

　学園スタッフたる支援員もこの日のためにオープニングのダンスを披露しました。当学園にダンスを教えに来て下さっているビビさん指導のもと、メンバーによってはこれが初めてという者も含めて、実質数日間の練習しかできませんでしたが、やっちゃいました。最近の中学校ではラップなどダンスの要素も授業の中に取り込まれているようですから、どんな風に映ったのでしょうかね。怖くて聞けませんでしたけれども。

　合計40名弱の生徒さんは、くじ引きで当学園の二つの班に振り分けられまして、また、各班ではそれぞれの生徒さんがいずれかの利用者さんと園内で一緒に過すパートナーになってもらいます。生徒さんによっては昨年、一昨年とあすなろ会を経験なさっている人もいるのですが、初めての生徒さんにとっては戸惑うところがあるかもしれませんね。

　午後は体育館に場所を移しまして、市が尾中学校ブラスバンド部のみなさんの演奏を聴きました。総勢60名のバンドは迫力満点。難しいフレーズをスタンディングで演奏したり、なかなかスゴイです。よく練習しているなぁという感じです。気温が暑く、必ずしもコンディションが良いとは言えない中でしたが素晴らしい演奏をして下さいました。とても感謝、感謝です。

　とても短い時間ではあるのですが、生徒さんにはそれぞれパートナーとして紹介された利用者さんとの触れ合いを楽しんで頂けたのではないかと思います。すでに何年も続いている行事で、市が尾中学校、田奈中学校の生徒さん、引率の先生方、ブラスバンドの皆さんにはとても感謝いたしております。行事を運営するスタッフ側としても準備や演出の面で反省点が多々あるところですが、また来年につなげたいと思っております。