地震から一年
西原村は変わりなく見える。
高遊原のあたりから俵山、冠岳に向かって右側の風景。
上の写真は一番高いところが冠岳。
手前に一ノ峰と二ノ峰が見えます。
俵山。冠岳の左にあります。
山には多くの亀裂が見られる。
左側の低くなっているところが阿蘇の内側に入る立野口。
風車が並んでいます。
阿蘇の入口は一年中強風が吹くため風車が建てられたのでした。
羽が残っている風車は2機しかありません。
地震で壊れたのです。
村の家屋の多くが倒壊しました。
瓦礫はどこに行ったのでしょう。
西原村の全体が見渡される高遊原台地の中ほどに集積所があります。
「グランド」と呼ばれるスポーツ広場です。村のレクレーションが行われていました。
一次的にここに集め、細かく砕いて本格的な処理所に運んでいます。
家庭から割れ物特にガラスを出す時には、細かく砕いて出さなければならず大変でした。
といっても私には手に負えず、若い甥が手伝ってくれたのでした。
来年の3月までは解体処理ができると聞いています。
ここが元のグランドに戻る日を待ちましょう。
杉山が切られています。
元の草原に戻すのでしょうか、また杉を植えるのでしょうか。
今、西原村は変わり目を迎えています。
この100年間に何度も来た節目がまた来ました。
人も生活もたたずまいも少しづつ変わるのでしょうね。
私も「節目」「変化」の境目を見てきた昔の村人の気持ちが少しは分かるのでしょうか。
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