萌の里のコスモス畑が積み上げられ黒土の間に見えています。
ピンクのじゅうたんのように見えます。
2020年の4月からダムの調査は行われていました。
どれほどの土がこの場所に運ばれるのか、
計算されたのですね。
斜めに建てられた板の角度にきちんと合わせて土が置かれています。
その正確さに感心はするものの、何か大切なものを失ったような
先の見えない不安のような、見てはいけないものを見た時のような
そんな気持ちになりました。
草原の下が10mほど掘り下げられていました。
表土は30cmの厚さで削られ盛り土にされていました。
工事終了後元の表土に戻されるのだと思います。(聞いた訳ではありませんが)
元の表土でなければ、草地に戻ることがないからだと思います。
都会の道路脇と同じように外来種の植物とツクシやイラクサのような雑草に覆われた荒れ地に
変わってしまうことを避けているからだろうと思います。
何千年も草原として保たれたこの場所は
一度壊れたらもとには戻りません。
前日はかなり雨が降りました。
掘り返された工事現場が、雨に耐えられなかったのです。
土の道路をどろ水が流れ、あわや壊れそうになったのではと 思いました。
2020年8月のこの場所
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