西日本の大雨水害のニュースが流れると 胸がふさがる
被災された皆さんに かける言葉は ないに等しい
「辛いですね」
まわりの状況も 自分の状況も 今後の生活も
只々「辛い」事だらけですよね
災害に会うと 災害から真に解放されるには 長い時間がかかる
2年が経過した西原村 修復は進んできた
農家の生産量はまだ半分ほどだと聞いたが
西原村は未来を見ている気がしている 大変でないわけがない でも
みんなの歯を食いしばった顔が 決して下を見てはいない
「二部屋だけの小さい家を建てたのよ」笑って話してくれた友の目には うっすらと涙がみえた
大きな立派な家に住んでいた友 「いまの家で十分よ」と言う
災害にあったから気づいた多くのこと 災害が持ち去った多くのこと
そのどちらもが 西原村の財産となる
南阿蘇村を通った時 走る車から撮影した写真
山 川 畑 田んぼ 写しながら改めて気づいた 村人の知恵
2018年4月
南阿蘇村と阿蘇市を繋ぐ道路から撮影
農道 水路 畑 山の斜面は滑り落ちていた
畑や田んぼを修復しただけでは 農業はできない
山や川の修復も必要だし
人は数百年かけて 山を切り開き 水を引き 畑を耕してきた
多くの村人の知恵が この風景を作ってきた
災害に強い村を 新しい風景を 生きているうちに見たいなあ
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