庭と花の物語*西原村

小さな村の小さな庭やそこで育った花々を紹介します。季節の移り変わりとともに。

縄文遺跡!我が家の庭!     西原村の昔は?

2017年09月04日 | 西原村の昔

石斧2個は、45年くらい前に私が見つけたもの。

我が家の敷地で。

当時、父母が西原に家を建てたのでした。

 

緩やかな傾斜地だった土地を、ブルトーザーで押し開いて平らにしたのです。

ある日、土器のかけらが点々と庭に落ちているのを見つけてびっくり。

我が家に考古学の大ブームが起こりました。

 

雨が降った翌日は、庭を隅々まで歩き土器のかけらを探しました。

探す範囲は広がって。

近くの桑畑など、土が見えているところに、じっと目を凝らすのです。

必ず数個は拾いました。

実は拾った場所ごとに分けて父が並べていました。

しかし

地震でケースは壊れ、石器も、土器も床に投げ出されたのです。

19年間、父が並べた状態のままにしておいたのに。

地震は思い出を持ち去っていきました。

 

壊れた家具の中から、姉妹が拾い集めてくれたのがこれです。

改めて家族の思い出になみだしたのです。

 

この遺物を大学の研究室に出そうと考えています。

明日。

新しい思い出の一ページを開きます。

私はその場にいませんが姉妹たちが引き渡してくれます。

 

50年近く私達家族に夢とロマンをありがとう!

このささやかな出会いに感謝!

 

 


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