石斧2個は、45年くらい前に私が見つけたもの。
我が家の敷地で。
当時、父母が西原に家を建てたのでした。
緩やかな傾斜地だった土地を、ブルトーザーで押し開いて平らにしたのです。
ある日、土器のかけらが点々と庭に落ちているのを見つけてびっくり。
我が家に考古学の大ブームが起こりました。
雨が降った翌日は、庭を隅々まで歩き土器のかけらを探しました。
探す範囲は広がって。
近くの桑畑など、土が見えているところに、じっと目を凝らすのです。
必ず数個は拾いました。
実は拾った場所ごとに分けて父が並べていました。
しかし
地震でケースは壊れ、石器も、土器も床に投げ出されたのです。
19年間、父が並べた状態のままにしておいたのに。
地震は思い出を持ち去っていきました。
壊れた家具の中から、姉妹が拾い集めてくれたのがこれです。
改めて家族の思い出になみだしたのです。
この遺物を大学の研究室に出そうと考えています。
明日。
新しい思い出の一ページを開きます。
私はその場にいませんが姉妹たちが引き渡してくれます。
50年近く私達家族に夢とロマンをありがとう!
このささやかな出会いに感謝!
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