男のイケズって汚いな~
私は負けへんで~
何故か時々ふっと思い出す
それは高校入学まなしの事だ。
眼科検診の日に都合で学校を休んだ
後日、受けなかった学生だけで纏まって眼科へ行くことになった。
上級生の男子生徒3人と女子は私だけだ。
保健の先生から男子生徒が眼科の地図を預かった。
私は、上級生の後ろについて歩き始めた。
しばらく行ったところで突然上級生達が走り出した。
えっ!
おい、何をさらすねん・・・私を置いてけぼりにする気か?
ちょっと待て、どう言う魂胆やねん!
なんて、私の心の叫びは通じないらしく全速力を出し始めた。
お前ら私を女やと思って舐めとるな!
こう見えても伊逹にガキ大将やってへんぞ・・・
小中ともリレーのアンカーじゃ!
こうなったら何が何でもくらいついて行く・・・
走る事10分程・・・全速力でも短時間だしついて行ける。
時々上級生が後ろを振り向く。
(あいつまだ付いてくるぞ!)
と、思っているようだ。
眼科医院についた上級達が苦笑いした。
お前ら見とけ・・・災難は忘れたころにやって来るねん