ある牧師から

ハンドルネームは「司祭」です。

中国旅行④大連の街

2006年05月12日 | 韓国&中国旅行


前回、朝鮮族の商人の家の様子と泊まったところまでお話いたしました。

時間を遡らせます。商人の家に着いたあと、荷物をそこに置いて大連の街に出てみました。まずうれしかった事は、大連の街には路面電車がはしっていたことです。早速乗ってみました。運賃は1元(15円ぐらい)で、さすがに安い。運転士さんは女の人でした。次の日にかけて路面電車には何回か乗りましたが、結局運転士さんはすべて女性でした。



大連という街は、中山広場というロータリー状のところを中心に、放射状に拡がっているようです。



「地球の歩き方」によれば、この中山広場に面しているクラシカルな建物のいくつかは、その昔日本によって作られたもののようです。二階建てバスもはしっています。とっても活気のある街です。



そうこうしているうちにお腹がすいてきました。どこかでお昼を食べましょう。とっても大きな拉麺屋さんがありました。よし本場の拉麺を食べてやろう、そう思ってそのお店に入った訳です。しかし店員さんが持ってきたメニューを見て愕然としました。店名が「横浜拉麺大連店」とあるではありませんか。 日本の出店です。その店を飛び出したくなりましたが、もうそうはいきません。仕方なくせっかく中国まで来て、日本のラーメンを食べる事になりました。でも少し救われたのは、日本での味付けそのままではなく、中国人の舌に合わせるように微妙に味が変えられていると思えた事です。

午後は「地球の歩き方」を頼りにあちこち歩いてみました。ビルディングを見ている限りはこの街はとても洗練されているのですが、一歩路地裏に入ると粗造な家・古い家もたくさんありました。建物を壊した廃材がそのまま積まれているようなところもありました。反面アカシヤ街というところなどは、こざっぱりとしたおしゃれな住宅が並んでいました。でもこのアカシヤ街も歴史を調べてみると、胸の痛む事があるようです。

「地球の歩き方」に載っていた「平壌館」という店を見つけました。北朝鮮の出店です。興味津々、明日はあそこに行ってみましょう。

私の初めての中国旅行は4泊3日でしたが、最後の日は船に乗るための移動に使われてしまいましたから、実質的にはもうあと一日です。そのことは次回書くことにいたしましょう。

つづく
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