2000年制作、アメリカの自主映画のサウンド・トラック。多くの楽曲で歌とウクレレ演奏を、Ian Whitcombが担当している(アルバム収録の14曲中、8曲)。好評だったのか、後にサントラに対応した歌本まで発売された。
他にウクレレの歌本などをアメリカで出版しているFred Sokolowや、アメリカ本土でウクレレ・リヴァイバルの伝道師として長年にわたり精力的に活動するお馴染みJim Beloffなどが楽曲提供。アルバムはJim BeloffのFlea Market Musicが発売元を請け負った。
1.Ukulele Heaven
2.Uke Mania
3.Good Night Little Girl Goodnight
4.Blue
5.The Uke is on the March
6.So Wrong
7.Somebody Stole My Gal
8.Makin' Love Ukulele Style
9.For the Love of Uke
10.I Love you
11.Bill Bailey Won't You Please Come Home
12.All I Can Bring You Is Love
13.Boogie Woogie Jungle Snake
14.Baby Won't You Please Come home
プロデュースはRich Dickerson。レーベルは4Johnny Records。映画の方はウクレレ愛にあふれた劇映画で、アメリカとドイツの映画祭で上映されたようだ。76年にアカデミー主演女優賞を受けたフェイ・ダナウェイが出演している他、ベテラン黒人女優/歌手のMarla Gibbsが歌も本人が担当し3曲(11,12,14)収録。そのMarla女史だがL.A.にMarla's Memory Laneなるジャズクラブを所有しておられたとのこと(現在は閉店)で、女優としての活動の傍らプロ歌手としての活動もあったようだ。音楽も素晴らしいが、映画のほうも何年かごとにまた見たくなるような、素晴らしい作品である。