デジブック 『イーストカップ1』
オレは,少し変わったかも知れない
イベントの後の,みんなが帰った会場を点検するときの,あの寂しさが好きだった
たくさんの人が去った後の一人ぼっちのあの寂しさ・・・
でもね
今日は何かが違ったなあ,あまり寂しさは感じなかった
今まで企画して,準備して,運営したイベントの中で一番満足できたかも知れない
忙しさは,いつもと変わらなかったし,一番時間をかけて準備したけど・・・
自分の段取りがうまく反映できたのかな?
洗練された自分だったということかな?
天気も良かったしね!みんなが楽しそうだったしね!オレも楽しかったしね!
やっと大人になったような気がした・・・遅いよね・・・
関係者の皆さんに感謝!です!
そういえばね,今日の友人との会話
オレ「いつまでたっても,忙しさから解放されないなあ・・・暇にならないかなあ」
友人「あなたは,マグロですよ,ずっと泳いでいないと死んでしまうんですよ!」
その通りかもなあ・・・褒められたのか?おだてられたのか?
桜と月
愛知県の公立高校の結果発表・・・
仕事でいくつかの高校を回った・・・
みんなのサクラは咲いたかなあ・・・?
今年咲かなかったサクラでも,来年も再来年もその次も咲くからね・・・
咲かなくたってサクラの木は生きていくからねぇ・・・
悪いことばかりは続かないよ・・・
良いことばかりも続かないよ・・・
「人間万事塞翁が馬」「禍福は糾える縄のごとし」・・・だよ・・・
55年の人生の経験者は語る・・・
大したことはないけどね・・・
高校生の時に習ったこの故事成語は,結構オレを支えてきたね・・・
「人間万事塞翁が馬」
昔、中国北方の塞(とりで)近くに住む占いの巧みな老人(塞翁)の馬が、胡の地方に逃げた。
人々が気の毒がると、老人は「そのうちに福が来る」と言った。
やがて、その馬は胡の駿馬を連れて戻ってきた。
人々が祝うと、今度は「これは不幸の元になるだろう」と言った。
すると胡の馬に乗った老人の息子は、落馬して足の骨を折ってしまった。
人々がそれを見舞うと、老人は「これが幸福の基になるだろう」と言った。
一年後、胡軍が攻め込んできて戦争となり若者たちはほとんどが戦死した。
しかし足を折った老人の息子は、兵役を免れたため、戦死しなくて済んだという故事に基づく。
単に「塞翁が馬」ともいう。「人間」は「じんかん」とも読む。
「禍福は糾(あざな)える縄のごとし」
災いと幸福は表裏一体で、まるでより合わせた縄のようにかわるがわるやって来るものだ。
不幸だと思ったことが幸福に転じたり、幸福だと思っていたことが不幸に転じたりする。
成功も失敗も縄のように表裏をなして、めまぐるしく変化するものだということのたとえ。
「あざなふ(糾う)」は「糸をより合わせる」「縄をなう」を意味する。