by M.Ushiyama
11月17日、プサンキョンナム競馬場で<第2回釜山広域市長杯>(G3、外国産1群、年齢オープン、ダート2000m、ハンデ)が行われ、単勝2.0倍の1番人気に推された日本産馬のトンソデロが、先に抜け出したアメリカ産馬のファインポイントを捉えて快勝した。勝ちタイムは2分9秒2(含水率5%)。
好スタートから先頭に立ったトンソデロは、そのまま淡々とした逃げ。レースが動いたのは3コーナー手前で、後方にいたファインポイントとトンミョンブルォンが、一気にまくって先頭と2番手に上昇した。トンソデロはそのまま3番手をキープ。4コーナーを過ぎてトンミョンブルォンの手応えが怪しくなると、内からトンソデロが上昇し、先にスパートしたファインポイントを追いかけた。ゴールまで450mあるプサンキョンナムの長い直線をいっぱいに使い、約3馬身あったファインポイントとの差を一完歩ごとに詰めたトンソデロは、残り約50mのところで抜け出し、1馬身1/4の差をつけてゴールした。2着から7馬身差の3着にはコンノペ。格上挑戦ながら5番人気に推された日本産馬のヤワタベルグは11着に敗れた。
優勝したトンソデロは、父デヒア、母ハセアフロディーテ、母の父フォーティナイナーという日本産(2003年HBAサマーセール取引馬)の4歳牡馬で、これで12戦7勝2着2回3着1回。昨年5月のデビュー戦で8着、同年9月の4戦目で出遅れて6着に敗れた以外は大崩れもなく、完全に本格化した今年は、2月から8月にかけて4連勝していた。前走の韓国馬事会長杯は惜しくも3着に敗れたが、内容的には力負けとはいえず、今回はそれが証明されたといえそうだ。プサンキョンナム競馬場では、これまでに外国産馬が出走可能な重賞が4鞍行われたが、日本産馬が制したのは今回が初めて。

トンソデロ
牡4 父デヒア 母ハセアフロディーテ(フォーティナイナー)
2003年度HBAサマーセール(No.649) 9,600,000円
落札者:JRA日本中央競馬会 販売者:小倉牧場(有)
写真:1歳時(2003年度HBAサマーセール時)
by馬市ドットコム
11月17日、プサンキョンナム競馬場で<第2回釜山広域市長杯>(G3、外国産1群、年齢オープン、ダート2000m、ハンデ)が行われ、単勝2.0倍の1番人気に推された日本産馬のトンソデロが、先に抜け出したアメリカ産馬のファインポイントを捉えて快勝した。勝ちタイムは2分9秒2(含水率5%)。
好スタートから先頭に立ったトンソデロは、そのまま淡々とした逃げ。レースが動いたのは3コーナー手前で、後方にいたファインポイントとトンミョンブルォンが、一気にまくって先頭と2番手に上昇した。トンソデロはそのまま3番手をキープ。4コーナーを過ぎてトンミョンブルォンの手応えが怪しくなると、内からトンソデロが上昇し、先にスパートしたファインポイントを追いかけた。ゴールまで450mあるプサンキョンナムの長い直線をいっぱいに使い、約3馬身あったファインポイントとの差を一完歩ごとに詰めたトンソデロは、残り約50mのところで抜け出し、1馬身1/4の差をつけてゴールした。2着から7馬身差の3着にはコンノペ。格上挑戦ながら5番人気に推された日本産馬のヤワタベルグは11着に敗れた。
優勝したトンソデロは、父デヒア、母ハセアフロディーテ、母の父フォーティナイナーという日本産(2003年HBAサマーセール取引馬)の4歳牡馬で、これで12戦7勝2着2回3着1回。昨年5月のデビュー戦で8着、同年9月の4戦目で出遅れて6着に敗れた以外は大崩れもなく、完全に本格化した今年は、2月から8月にかけて4連勝していた。前走の韓国馬事会長杯は惜しくも3着に敗れたが、内容的には力負けとはいえず、今回はそれが証明されたといえそうだ。プサンキョンナム競馬場では、これまでに外国産馬が出走可能な重賞が4鞍行われたが、日本産馬が制したのは今回が初めて。

トンソデロ
牡4 父デヒア 母ハセアフロディーテ(フォーティナイナー)
2003年度HBAサマーセール(No.649) 9,600,000円
落札者:JRA日本中央競馬会 販売者:小倉牧場(有)
写真:1歳時(2003年度HBAサマーセール時)
by馬市ドットコム