(車山高原/撮影umeboc)
この夏はお盆の三連休を利用し、長野へ遠征してきた。
近畿の山々もそこそこ歩いていたし、夏といえば避暑。
前から行きたかった美ヶ原高原へ行くことにした。
美ヶ原高原は標高約2000m。
さぞ涼しく、快適に車中泊できるであろうと、計画を立て始めた。
そうすると美ヶ原の手前に霧ヶ峰があり、わりと気軽に歩けるとのこと。
(霧ヶ峰とは一般的に車山高原一帯のことを言うらしく、感覚としてわかりにくい)
せっかくなので初日は霧ヶ峰(車山高原)を歩いてから美ヶ原へ行こうということになった。
結論から言えば、心身ともに浄化され最高に幸せな休みを過ごせたことをお伝えしておく。
中央自動車道駒ヶ根SAにて車中泊。
5時半に起床・準備し、霧ヶ峰へと向かう。
諏訪インターをおりてしばらく走り、ビーナスラインに入る。
このあたりからワクワクがとまらない。
【コース】
車山肩〜車山山頂〜車山乗越〜蝶々深山〜物見岩
〜トイレ〜男女倉山〜北の耳〜南の耳〜殿城山〜車山肩
8時20分
車山肩駐車場。
この時間はまだ観光バスもなく、広々としている。
まずは車山山頂を目指す。
広くゴロゴロと石の転がった登山道。
ツリガネニンジン
コオニユリ
車山肩駐車場が見える。
ガスの中、車山山頂の建造物が見えてきた。
9時00分
車山高原山頂に到着。
気象レーダー観測所がある。
山頂からは富士山、八ヶ岳、南アルプス、中央アルプス、御岳、乗鞍などなど、360度見渡すことができるようだ。
あいにくのガスで視界は悪い。
三角点
画像からもわかるように、観測所は大きく、山頂はかなり広い。
車山神社がある。
みなさんきちんとお参りしている。
9時21分
山頂より北側登山道をリフトを横に見ながら下る。
シシウド
東の方にちらりと白樺湖。
ようやくガスも晴れ始めたようだ。
9時37分
車山乗越(1815m)。
「殿城山」へはこの分岐を右へ。左は通行止め。
まっすぐ「八島湿原・蝶々深山」方向へと進む。
コロボックルヒュッテが見えている。
とにかく爽快。元気いっぱいだ。
車山山頂の気象レーダー観測所があんなに小さく。
蝶々深山山頂まで大小の岩がごつごつと出ている登り道。
珍しくツーショット。
奥に見えている観測所(山頂)から左へぐるっと歩いてきた。
10時05分
蝶々深山山頂(1836m)。
とにかくハイテンション。
そう信州マジック。
賽の河原かな?
山でよく見かける積み石、本来は登山道で道標としての役割がある。
日本では主に山頂の記念、なんとなく石を置くようだ(うめ子は石を置くフリ)。
ウラギンヒョウモン
ヒョウモンエダシャク(シャクガ科の蛾の仲間)
アサギマダラ
日本の国蝶選定にノミネートされていたが、国蝶はオオムラサキに決まった。
日本全土で見ることができるが、九州以北では5月〜10月くらいまで。
越冬するために暖かなところへと旅立つ。
南西諸島など数千キロ離れたところへ越冬のために行き来する個体もいる。
ノビタキ
物見岩(1792m)が見えてきた。
10時34分
物見岩。
どこを見ているのだろうか。
それでは其の二で。
まったね〜。